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病院の看板に受付開始時間が9時半と書かれていたので
9時半に家を出ました。

こじんまりとした個人病院のこじんまりした待合室は人が沢山いて、混雑ぶりが伺えました。

「初めてです。」と受付けに言い
保険証を渡し症状を記入する用紙を渡された。

「受付け番号は50番代ですので
待ち時間の目安は5時間ほどになります。
午後3時頃となりますがよろしいですか？」

「わかりました。」

「受付け順番がどこまで進んだかインターネットで確認できます。
こちらで確認して自分の順番が近くなったら戻ってきてお待ちください。」

さすが都会の病院、今時のシステムです。

詳しいプリントを見ると
窓口の受付けは9時からになっていました。
窓口の受付けが優先されて
その後インターネット受付けが始まる。

初診の人は窓口で受付け
2回目以降の人はインターネット受付けができる。

それで、
私が病院の窓口に着いた時点で50番代だったのでした。

順番が来たのは予定時間を大幅に遅れて午後6時でした。

医師はおっとりした雰囲気の人で
NHKの「うめちゃん先生」を思い出しました。

診察室には看護師さんの姿がなく
親切丁寧な説明と手当てで患者に時間をかけてくれます。

私の火傷は保冷剤ですぐ冷やしたので
火傷が深い所まで至らなかったようです。
冷やしたのが火傷の進行を食い止めたと医師が言いました。

火傷2度のびらん状態で皮下組織への影響が軽いのでひきつれ等の火傷跡が残る可能性は低いとの事でした。

傷が綺麗で化膿もしていない。

皮膚の再生スピードは決まっているので
壊れた組織が持ち上げられて
新しい皮が再生されるまでだいたい7日。

皮が剥けてむき出しの部分はデリケートなので
シャワーで流して洗い、消毒、化膿止め軟骨を塗ったガーゼを当てて保護する。

傷付けたり化膿させると跡が残る可能性が高くなる。
その時は来院して下さい。との事でした。