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テーマ:今日のワイン(6039)
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またまた部屋飲みワインのご紹介 これまた、私としては珍しいスペイワイン、セリョール・ピニョルの「ラッチ・デ・ライム2008」です ワイン売り場のロバート・パーカーJrが箱買いを勧める超ハイ・コストパフォーマンスとありましたので、ついつい購入してしまいました 私も人の子、有名評論家の言葉は、気になるものです さて、このワイン、ヴィンテージが若いことも有るのでしょうが、抜栓直後は、還元臭もややあり、ピーマン的青臭さも感じます。 カベルネソービニョンか?と思い、裏面のラベルを見ると、やはりカベソーがブレンドして有ります。 濃厚な果実味も感じますが、タンニンがかなりガチガチで、渋重の典型的なワインです なので、魔法のランプと呼ぶ特殊デカンタに移し変えると、一発で開きました ガチガチの渋みは、消え去り、代わりに好ましい酸が現れてきました ポカポカと快晴の丘の上で、日に照らされて、土の焼けた香りがするようなイメージの味わい ある意味スペイン的なイメージに通じるものを感じますが、どこか造りがボルドー的というか、否、チリ等の新世界ワインのカベソー・メルローワインに味わいの傾向が似ているような... グローバルに販売していくためにこうした傾向の味わいを目指しているのでしょうか? もっとガルナッチャ・ティンタの比率を上げて、素直にスペインらしいワインを目指しても良いのでは無いでしょうか? まぁ、それなりに飲み応えが有り、悪いワインでは有りませんが、もうしばらく寝かして判断すべきワインかも知れません
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Last updated
2010.11.21 10:51:04
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