テーマ:癌(3547)
カテゴリ:抗癌剤について
タイトルのことを患者と語り合う医師がどれくらいいるのでしょうか?
「抗ガン剤ありき」という医師がほとんどなのではないか、と 野母伊は感じているのですが・・・。 「そんなことないよ。私の主治医も相談に乗ってくれて すんなりと抗ガン剤やめられました」 という方、ぜひコメント下さいね? 「薬やめる」も選択の一つ 「誰のためにやっているのかわからない治療は、これで最後にしたいです」 10年ほど前、私の診察室に東北から通っていたBさん(当時50歳)の言葉です。3年間続けた抗がん剤を、やめる時の率直な思いでした。 前の病院では、乳がんで最初の手術を受けてから、乳房や周辺のリンパ節に再発を繰り返す度、手術、放射線、抗がん剤の治療が行われてきました。お正月は3年続けて病院で迎えたそうです。私の診察室を訪れたのは、首のリンパ節に転移が見つかり、再び抗がん剤を勧められた時でした。 Bさんは「もうつらい治療は受けたくない」と考えていました。でも、担当医は「やめたら大変なことになる」と聞き入れません。「先生との関係を保つために、受けるしかないのか」と悩む姿を見かねた娘さんが、私に相談してきたのです。 使える抗がん剤はたくさんありましたが、うまく効く可能性はあまり高くありません。私は、Bさんやご家族とじっくり話し合い、抗がん剤をやめるという結論に至りました。 大事なのは「使える薬を使うこと」でも、「医師との関係を保つこと」でもありません。「がんとうまく長くつきあうこと」です。抗がん剤治療を受けずに過ごすことが、その目標に一番かなっていると判断したのです。 その後のBさんは、大好きな旅行で日本中を巡り、楽しそうに過ごされました。必要に応じて症状を緩和し、1年半ほど元気な状態を保つことができました。亡くなってから、ご家族は「最後の1年半は、母の病気の経過からは想像もつかないほど豊かでした」と話していました。 何のために治療するのかをよく考えて、抗がん剤治療を受けないという選択肢も含め、納得できる方針を選ぶことが重要だと思っています。(虎の門病院臨床腫瘍科部長、高野利実) (2012年2月11日 読売新聞) http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=54331&from=popin 問題は、抗ガン剤治療をやめて、その後どうするか?ということですね? 【送料無料】ガンは治るガンは治せる 【送料無料】ガンは治るガンは治せる 【送料無料】病院に行かずに「治す」ガン療法 人気ブログランキングへ にほんブログ村 医療情報 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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