テーマ:半日断食・少食(38)
カテゴリ:食事について
ナチュラルハイジーンでもこのことを述べています。
以下、「50代からの超健康革命」松田麻美子著よりご紹介します。 ■ファスティング(断食)の効能 ファスティング(断食)は、ピタゴラスやピポクラテスたちも、 病人を治すときに使っていた手段です。 ファスティングは、消化器官の活動を完全に休ませることによって、 人間の体に本来備わっている自然治癒のメカニズムを最も強力に 発揮できるチャンスを体に与えてあげられる、素晴らしいヒーリングの アプローチなのです。 その根本にある理論は、 「健康とヒーリングは自然のプロセスである」 というものです。 この考え方は、ハイテクの医療技術や放射線療法、遺伝子工学を利用した 特効薬などを用いる現代医学では歓迎されませんが、この方法に 大きな効果があることは、古くから経験的に知られていたことです。 最近ではファスティングには減量効果を初めとして、 ・血圧、血糖値、コレステロール値 などを劇的に改善する効果があることを、大規模な研究が科学的に 証明しています。 高血圧患者の場合、その効果は二週間のファスティングでは ・降圧剤の2.1倍 ・塩分制限の2.3倍 と、どんなアプローチよりも強力で、 最高血圧が180以上の場合でも、二週間で正常値にまで改善できると言います。 今日流行病と化している肥満や心臓病、高血圧、糖尿病、ガンと言った いわゆる生活習慣病は、完全に飽食時代がもたらす栄養過多が原因です。 ・脂肪やタンパク質(特に動物性) ・精製された炭水化物(白米、白いパン、砂糖等) など、誤った種類の食べ物の過剰が、これらの病気を引き起こしているのです。 そのため、これらの生活習慣病を改善するには、 「ファスティング」 という昔ながらのヒーリング・プロセスは、非常に理に適っているのです。 最近日本でも健康志向型の人々の間で、断食に関心が集まりつつ あるようですが、日本で行われているものは、ナチュラル・ハイジーンの すすめるファスティングとは、やや趣が異なります。 ナチュラル・ハイジーンのファスティングは完全に水だけによるもので、 ジュースや味噌汁、梅干し、お茶などを用いるようなことはしません。 私たちの体は、ある一定期間食物を口にしなくても正しく機能していく メカニズムが備わっているため、ファスティングを行なう時には、 水以外のものは何もとり込まない方がずっと効率よく体内浄化と ヒーリングを行なえるからです。 一、二週間のファスティングは、専門の医師の指導で行なう限り、 決して危険ではありません。 飢餓状態になるのは、相当長い期間のファスティングを行なったあとです。 私たちの大昔の祖先たちは、食べ物が手に入るときと入らないときがあり、 入らないときには、何日も水だけのファスティングをしていけるような 体の構造が与えられていたのです。 そのメカニズムは現代人にも受け継がれていますが、飽食の時代にあるため、 その機能を発揮させるチャンスがないのです。 人間の活動で最もエネルギーを消費する消化器官の働きを休めてあげると、 大量で節約されたエネルギーが体の浄化とヒーリングに向けられるため、 老廃物が積極的に排泄され、余分な体重、脂肪、コレステロールが 捨てられていくのです。 そうした上で、傷ついた組織が修復され、失ったバランスがとり戻され、 体のすべての機能が改善されていくのです。 筋腫や腫瘍は、栄養として利用できる部分は使い、使えない部分は 排泄されていくため、なくなっていきます。 但し、普段は好きなものを食べていても、週末に半日から一日の ショート・ファスティング(日本ではプチ断食と呼ばれているもの)を すれば、体のクレンジングができ体重増加は抑えられる、という理論は ナチュラル・ハイジーンの範疇ではありません。 このような短期間のファスティングでは、体は組織の中に長年の間 溜め込まれている有害な毒素を排泄することが出来ないばかりか、 組織の修復やリニューアルをすることも出来ないのです。 しかも、ファスティングのあと何を食べてもいい、ということでは、 食制限の反動から、体を詰まらせるようなものをたらふく食べて、 体重の増加や体内汚染を繰り返す傾向があります。 こうした悪循環を招くようなやり方では、慢性病を改善したり、 ましてや超健康を手に入れることは出来ません。 ナチュラル・ハイジーンの薦めるファスティングのプログラムでは、 ファスティング終了後、 ・一日目は新鮮な生の果物のジュース ・二日目は果物や野菜を摂取 ・三日目以降は果物や野菜が豊富で低脂肪の食事と未精製のプラントベースの食事 をとることにより、ファスティング後も常に体を汚染させないように することが考慮されています。 ■ガンに至る病気の七段階レベル(5) 潰瘍 長期間の毒素の攻撃によって炎症を起こしていた細胞や組織が 「潰瘍」を形成し、膿を持ってただれ、ひどい痛みを伴い、 大量の細胞や組織が破壊され、患部に穴が開いたりします。 口囲潰瘍、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などがその典型です。 体は毒素を取り除くために、排出口として潰瘍を利用しているのです。 この段階になってさえ、食事やライフスタイルが改善されないと、 体は開いている傷口を塞ぐステージへと進展していきます。 【送料無料】 50代からの超健康革命 「第二の人生」を幸福に過ごすために / 松田麻美子 【単行本】 熊野さんのメルマガ↓からいただきました。 https://mypage.mobile.mag2.com/WebLeading.do?id=ESdtKyZpNXF&position=3000#position 人気ブログランキングへ にほんブログ村 医療情報 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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