7493248 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

乳癌は早期発見も早期治療もいらない

乳癌は早期発見も早期治療もいらない

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2012年08月18日
XML
テーマ:癌(3550)
カテゴリ:抗癌剤について

現代医学の癌治療は癌との共生も癌の退縮も
癌からの生還も癌の完全治癒も考えていないようだ。
溝口徹医師の説明を読んでみましょう。

標準治療における治療効果の評価方法にも大きな問題が
あります。最近になり、一部の治療法は治療効果の
評価を生存期間の延長に替えるようになってきましたが、
まだ多くの治療法はがん腫瘍の縮小度によって
評価されています。
強い抗ガン剤を投与し、腫瘍が50%縮小すると、
その抗がん剤は「効果があった」とみなされます。
しかし多くの場合、その数ヶ月後に増大傾向を示し、
以前よりも増大の速度が速くなります。そして、
以前効果があった抗がん剤の効果は耐性によって
減弱しています。それでも前回50%縮小させた
抗がん剤は、「○○がんに対して有効であることが
確かめられた」と表示されるのです。
患者さんやご家族にしてみれば、この数ヶ月の
縮小期間が本当に生存期間の延長につながったのか
どうかはわからないのです。ただ前回の画像よりも
腫瘍が小さくなったことが見えるので、インパクトは
あるでしょう。ところがその数ヶ月間だけの縮小に
よって患者さんの体力と免疫は極度に低下し、QOLは
多くの場合低下してしまうのです。
やはりがんの治療の場合には、治療法の評価生存期間の
延長によって行うことが重要です。それも数ヶ月間の
延長効果ではなく、半年以上の延長をもって有意な差と
するべきですし、さらにその延長期間のQOLを重視して
治療効果を評価しなくてはならないと思います。
高濃度ビタミンC動脈内注射のところで紹介した田中善先生は、
トータル栄養アプローチの最も優れている点を、高いQOLを
保ちながら生存期間が延長できることだと強調されています。
これまでのように腫瘍縮小を目的に治療を繰り返すことは、
がんの患者さんにとって元気でいろいろと楽しむことだできる
時間を奪うことになりかねないのです。患者さんやご家族も、
がんの縮小だけを評価の対象にすることの問題点を充分に
理解し、予定されている治療について納得いくまで主治医と
相談されることをおすすめします。

【出典】
がんになったら肉を食べなさい がんに勝つ栄養の科学 PHPサイエンス・ワールド新書 / 溝口徹著 ...

人気ブログランキングへ

にほんブログ村 医療情報







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2012年08月18日 16時11分56秒
コメント(0) | コメントを書く


PR

プロフィール

野母伊 志穂輔

野母伊 志穂輔

カテゴリ

フリーページ

サイド自由欄

設定されていません。

バックナンバー

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月

お気に入りブログ

「白い巨塔」のエン… New! 為谷 邦男さん

トランプが次期米大… New! Condor3333さん

ベートーべンの「第… New! 楽天星no1さん

日暮の滝 大黒町さん

2373. 出遅れた秋色… カズ姫1さん

キーワードサーチ

▼キーワード検索

楽天カード


© Rakuten Group, Inc.
X