テーマ:乳ガ~~ン(1222)
カテゴリ:牛乳・乳製品
タイトルに対する野母伊の見解といたしましては、
「促進する」としか言いようがありません。 しかしこれに意義を投じる医師が少なくありません。 その論理を読んでみましょう。 『乳がんと牛乳−がん細胞はなぜ消えたのか』ジェイン・プラント 著 この中には、牛乳は”妊娠した乳牛から採取するので女性ホルモンが含まれるから乳癌患者さんは乳製品を摂取してはいけない”と書いています。この本の内容自体、信憑性は疑わしいですが、どうも真剣に信じている患者さんは多いようです。 ところが最近、Archives of Internal Medicine(2009; 169: 391-401)に”カルシウム(Ca)摂取量の多い女性では全がん発症リスクが低い”という報告が米国立がん研究所(NCI)がん疫学部のYikyung Park博士らによって発表されました。女性では1,300mg/日までのCa摂取は癌発症のリスク低下と関連があるという結果でした。特に結腸癌の低下に強い相関があったようです。 乳製品は,Ca,ビタミンDと共役リノール酸などの潜在的な抗発がん性栄養素が比較的多量に含まれているため,結腸直腸がんと乳がんの発症に対する予防作用があると推測されています(これはプラント博士の本と全く反対の見解)。Caは消化管と乳房の細胞における異常な増殖を抑制し,正常な分化を促進することも動物実験で示されています。 この論文では、残念ながら乳癌単独に対しては乳製品やCaの摂取量は相関がなかったということですが、少なくとも乳製品の摂取が乳癌の発生を増加させるという結果ではありませんでした。 このように、食品や嗜好品(アルコールやタバコなど)に関しては、相反する結果が出ることは珍しくありません。これは、薬品の効果を前向きに比較試験するのと違って、食品の影響を調べるためにはかなり長期にわたる多くの対象者の経過観察が必要ですし、対象集団の選び方や統計処理する方法によってかなりばらつきが出るからです。少なくともすごく大きな差が出るほどの悪影響はないわけですから、乳製品に関してはあまり神経質にならなくても良いのではないかと思います。 なにごともバランスが重要なんじゃないかと私は思っています。 http://hidechin-breastlifecare.blogspot.jp/2009/06/blog-post.html >少なくともすごく大きな差が出るほどの悪影響はないわけですから、 >乳製品に関してはあまり神経質にならなくても良いのではないかと思います。 >なにごともバランスが重要なんじゃないかと私は思っています。 やっぱり現代医学を学んだ医師はそこまでなのですね。 >少なくともすごく大きな差が出るほどの悪影響はないわけですから、 いいえ、違います。大きな差が出ている、悪影響を受けているのです。 もちろん個人差が大変大きいですけどね。 >乳製品に関してはあまり神経質にならなくても良いのではないかと思います。 いいえ、神経質になるべきなのです。 アトピー性皮膚炎、花粉症、その他のアレルギー症状があったら まずは牛乳を疑ってください。神経質になってください。 牛乳に無頓着であるべきではないのです。 >なにごともバランスが重要なんじゃないかと私は思っています。 バランスなんぞはくそくらえ! です。 ヒトは植物性の食品に偏った食事をするべきなのです。 この医師は乳がん患者の食歴を調査したことはないのでしょうか? さらに、牛乳がいくらかでも乳がんの発生に関係しているかもしれない、 ということであれば、摂取をやめるべきである、と語るべきです。 なぜならば、牛乳・乳製品を全く摂らなくてもなんら健康被害は 起こらないからです。 というよりも、牛乳・乳製品を取らない方が健康を維持できるからです。 ガンにならないゾ!宣言 2【1000円以上送料無料】ガンにならないゾ!宣言 Part2/船瀬俊介【1... 【送料無料】 乳がん患者の8割は朝、パンを食べている / 幕内秀夫 【単行本】 【送料無料】乳がんと牛乳 [ ジェイン・プラント ] 人気ブログランキングへ にほんブログ村 医療情報 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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