テーマ:癌(3547)
カテゴリ:抗癌剤について
タイトルの記事が、あるサイトにあります。紹介しますね。
順天堂大学医学部・樋野興夫×がん研有明病院・向山雄人緩和治療科部長 がんではなく副作用で死ぬ 向山 私が部長をしている緩和治療科にやってくる患者さんを見ても、抗がん剤の種類や投与期間、治療継続期間などを、もう少し立ち止まって考えてもよかったのに、と思うことがあります。特に、緩和治療科へ来るのが遅かった患者さんは、心も身体もボロボロに傷ついてしまっている人が少なくない。 樋野 実際、病理学(病気の原因解明を目的とする医学)の医師として、亡くなったがん患者の解剖をすると、病気が緒直接の死因の人がいる一方、治療の副作用が原因だったとしか思えない人もいますね。 向山 医師が患者さんの全身状態を見ず、流れ作業的に抗がん剤治療に固執していると、気が付いた時には患者さんの身体は回復できないほどダメージを受けてしまうことがあります。 樋野 抗がん剤の副作用による出血が原因で死に至ることもありますね。 向山 「医師が患者を陸で溺れさせた」と表現される過剰量の高カロリー輸液も大きな問題の一つです。 樋野 転移のたびに行う手術も、がん患者の体力をどんどん奪う。 向山 がんが見つかったら、まずは手術をして放射線治療をして、それからベルトコンベアで流されていくように抗がん剤を次から次へと順番に投与して、という機械的な医療が、今なお多くの病院で行われているのが現実です。 樋野 でも、自分で体力的に厳しいと思えば、今は抗がん剤投与は少し休んで、後でもう一度チャレンジしたいと患者側から提案してもいいわけでしょう。 向山 もちろんです。ところが、多くの患者さんは、がんや抗がん剤の副作用は痛く苦しいのが当然だと思っている。また、これも大きな誤解なのですが、辛さに負けて抗がん剤治療を1回でも休んだら、あっという間にがんが進行してしまうと思い、壮絶な痛みに耐えています。 樋野 確かに、特に高齢の方は、我慢強い人が多いですからね。 向山 こんなふうに、しかたがないと諦めてしまっている患者さんが多い。がんに伴う苦痛に関しては、採血やレントゲンではわかりません。患者自自身が具体的に話をしてくれなければ、適切な診察や治療はできないのです。 樋野 それでは痛みは取れず、苦しいままですね。 向山 日本の医療の不幸は、がん治療において、このように心身の苦痛を取り除く緩和治療がほとんど重視されていないという点です。外科治療、放射線治療、抗がん剤治療ばかりが、「積極的治療」として率先して行われる。 樋野 そうですね。緩和治療には、もう手遅れで、死を待つだけの末期患者に行うケア、というイメージが、いまだに根強く残っています。 <がん メスと薬で殺される人たち(2)に続く> http://npo-midorinokaze.com/cancer.html#article-465 船瀬俊介 ガンに注目しています。 http://piq.cutegirl.jp/84sp9w エラーになる場合はコピペしてくださいね。 ★お知らせ★ [乳癌は早期発見も早期治療もいらない]の過去記事をアップしています。 こちら↓をぜひ訪れてくださいまし。 癌治療に抗ガン剤も放射線も手術もいらない 人気ブログランキングへ どちらか↑ ↓1つでもクリックしてくださると、とっても嬉しゅうございます。 にほんブログ村 医療情報 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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