テーマ:輸血について考えよう(20)
カテゴリ:血液の闇
内海 聡さんのfbからです。 輸血するほどガンにかかりやすくなる。ガン患者なら再発リスクが高まる。 「輸血されたガン患者は再発や死亡頻度が1・6~1・8倍も高い」(安達医師、前出)血液中のリンパ球はガン細胞等を攻撃する免疫細胞だ。中でも直接攻撃するNK細胞(ナチュラル・キラー細胞)が有名だ。輸血したマウスと、輸血しないマウスで、NK活性(NK細胞の活性度)を測定したデータがある。なんと、輸血しないマウスのNK活性は、輸血マウスの4~5倍もの活性が認められた。言い換えると輸血マウスはガンと戦う力が4分の1から5分の1に激減する。つまり輸血すると4~5倍ガンにかかりやすくなる。 それは、ヒトでも同じだ。南カリフォルニア大報告はショッキング。「喉頭ガンが再発した患者は『輸血を受けなかった人』14%、『輸血を受けた人』65%と4・6倍もの大差がついている」「口腔ガンなどの再発率は輸血グループは71%、輸血なし31%と、やはり2・3倍の開きだ」。ガンが再発すれば死期が早まる。 オランダの研究で、結腸ガン患者5年生存率を比較したものがある。 ――5年生き延びたのは輸血群48%。無輸血群74%。生存率1・54倍の大差がついた。(オランダ『ガン』1987/2/5)――(太G) 同様の報告は日本にもある。「輸血量の多い症例ほど生存率は不良であった」 京都府立医科大の臨床論文だ(『日消外会誌』24(8):2119~2125、1991年)。「一九七一年、Opelzらが、腎移植に及ぼす輸血の影響について報告して以来、輸血の免疫抑制効果がにわかに注目されてきた。最近、欧米のみならず、わが国においてもガン患者の術後生存率は輸血例が低率である、との報告が散見されるようになってきた」(同論文、「はじめに」より) 胃ガン患者の生存率を「輸血」「無輸血」等で比較したものだ。「胃ガン4220を周手術期(術前・術中・術後)に輸血を行なわなかったA『無輸血群』(226例)、B『「少輸血群』1000・未満(105例)、C『多輸血群』1000・以上(91例)の3群に分けて、輸血が胃ガン生存率に及ぼす影響を検討した」(同論文、要約)その結果、5年生存率はA:80・5%、B:46・4%、C:32・6%。輸血したガン患者のほうが生存率は激減した。 1000・未満のB「少輸血」でも、生存率はほぼ半減。C「多輸血」群の生存率は、A無輸血」群のたった4割だ。他者からの輸血が、ガン患者の免疫を抑制したため、ガン再発などが加速され、輸血組は生命を落としたのだ。同論文の結論はこうだ。「輸血量の多かった症例は予後不良因子が、より多く含まれていた」「輸血が生存率を低下させている可能性が大」「ガン手術の輸血は十分配慮すべきであることを強調したい」(要約) 同様の研究を防衛医科大学校でも実施している。やはり「C:大量輸血群(69例)の生存率は、C:無輸血群(144例)に比べて有為に低かった」(同論文)。そして、「輸血が(胃ガン)切除後の予後を悪くする可能性」を指摘している。「悪性腫瘍に対する切除の前後に輸血を受けた患者では、輸血を受けなかった群に比べ、予後が不良であるという結果が、大腸ガン、乳ガン、肺ガン、腎ガンなどで示されている……」(同論文) 輸血は、ガン患者の死亡率を悪化させるのと同時に、ガン転移も加速する。動物実験では「輸血が腫瘍の増殖や転移を促進する」と警告されている。ガン手術などで、当たり前のように行なわれている輸血。それこそ、猛烈なガン再発、増殖、転移を加速させているのだ。 ▼「輸血によりラットの皮下に接種した肉腫の発育が促進され、リンパ球の反応性が低下し、血漿のリンパ球抑制活性が亢進した」(1981年、フランシス) ▼「輸血によりマウスの腫瘍の肺への転移が促進された」(1987年、クラーク) ▼「輸血をするとラットの腫瘍が肺に転移することを確認」(1987年、サイら) ▼同系統マウスから採取し、一定期間冷蔵保存された血液中の血球成分が肺ガンの肺転移形成を促進することを観察した」(1991年、一倉ら) https://www.facebook.com/satoru.utsumi/posts/734080036675752 ☆お願い☆ 人気ブログランキングへ どちらか↑ ↓1つでもクリックしてくださると、とっても嬉しゅうございます。 にほんブログ村 医療情報 Twitterブログパーツ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年12月17日 20時08分41秒
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