テーマ:1型糖尿病(38)
カテゴリ:牛乳・乳製品
タイトルは【臨床栄養士のひとり言】というブログの記事です。
内容を読んでみましょう。 (前略) さて、今日は腸に感染するウィルスでもあるエンテロウィルスと牛乳ベースの粉ミルクの摂取が、1型糖尿病と深い関係があるということについて紹介します。 久々に溜った論文文献の整理をしていたところ、今年2012年の2月にフィンランドのTurku大学のLappalainenらの研究チームによって発表された論文(Interaction of enterovirus infection and cow's milk-based formula nutrition in type 1 diabetes-associated autoimmunity.Diabetes Metab Res Rev. 2012 Feb;28(2):177-85. )を見つけました。 エンテロウィルスとはポリオウイルス、コクサッキーウイルスA群・B群、エコーウイルスで構成されるウイルスのグループに属するウイルスの総称で、腸管内で増殖するウィルスです。感染しても何の症状もない人が多く、かぜ様症状やインフルエンザ様症状を起こすこともあります。子どもの夏カゼの代表としてよく知られる手足口病、ヘルパンギーナを起こすウィルスでもあります。一方、1型糖尿病は、2型糖尿病とは異なり、インスリンをつくる膵臓の細胞に攻撃をしかける、いわゆる自己免疫疾患で、インスリンを作ることが困難になることで血糖値のコントロールができにくくなる状態です。 かなり昔からエンテロウィルスも牛乳も1型糖尿病の原因ではないかと考えられていて、世界中でたくさんの研究報告がなされており、日本でも大阪医科大学などでエンテロウィルスの感染が1型糖尿病を引き起こす原因に深く関わっていることが報告されています。 今回の論文の研究者の1人でもあるLappalainenは、1型糖尿病の研究者としては世界的にも著名な研究者で、フィンランドは世界的にも1型糖尿病の患者の多い国でもある背景があると思います。 牛乳と1型糖尿病のの関係については100年ほど以前から因果関係があることが報告されていますが、その閉経には、牛にに含まれていて、人間が消化分解困難なカゼインというたんぱく質が原因である可能性が高いと考えられています。 今回のLappalainenらの研究調査では、1型糖尿病のを発症した人の乳児期のエンテロウィルスと牛乳ベース乃粉ミルクの摂取時期を過去にさかのぼって調査した結果、生後3カ月以前に牛乳ベースの粉ミルクをスタートした乳幼児で、その後12カ月までにエンテロウィルスに感染してた人が多いことがわかったという報告です。 エンテロウィルスの感染と牛乳ベースの粉ミルクの早期摂取が、その後の成長過程で1型糖尿病を発症しやすい原因の詳細は今後の研究にゆだねることにあんりますが、以前から1型糖尿病の発症要因の中でもかなり高い要因の2つが揃ってしまうことで、1型糖尿病を発症しやすくなることにはうなずけるものがあります。 最近では、昨年3月11日の原発事故以来、乳児に粉ミルクを与えることを心配し、ギリギリまで母乳で授乳をする母親が増えていると聞きますが、依然として早期に母乳を切ってしまい粉ミルクへでの授乳を行う母親がいることも事実です。それぞれの生活環境や考え方がありますから、それを一概に否定することはできませんし、否定するつもりもありませんが、少なくともカゼインというたんぱく質は、消化分解能力が未熟な乳幼児にとって、場合によっては自分の細胞に攻撃を仕掛ける原因をつくるだけでなく、カゼインに対する不耐性をつくる背景になることは事前の知識として、多くの母親には認識していただきたいと思いますね。 http://nutmed.exblog.jp/17131402/ エンテロウィルスを抜きにしても、1型糖尿病と牛乳の関連を 指摘している記事はほかにもあります。 食について(6) 牛乳、乳製品は1型糖尿病、動物性脂肪は2型糖尿病の原因になります また、最新の研究では、1型糖尿病と牛乳、乳製品の関係もかなり分かって来ています。 牛乳のたんぱく質の断片が血液中に入った場合、人によっては体の免疫システムがこれを「異物」と判断して破壊してしまう場合があるのですが、それはインスリン製造に関与している膵臓の細胞と全く同じように見えます。 その為、この免疫システムは、「牛乳のたんぱく質」と「膵臓の細胞」を見分ける事が出来なくなり、両方の細胞を攻撃して、破壊してしまうのです。 結果、その人はインスリン製造能力を失なう事となり、1型糖尿病になってしまうという訳です。 という事で、私は原因不明の1型糖尿病になってしまった方は、試しに一切の牛乳、乳製品、乳牛の肉(主にハンバーガーの肉)の摂取を辞めてみる事をお奨めします。 全文はこちら↓ http://blog.goo.ne.jp/reitekifurusato/e/98c29af3890a6dc0f1ce340a62df37da もうひとつ紹介します。 牛乳と1型糖尿病 2013-09-07 11:26:45 テーマ:牛乳 FB甲斐 由美子さん 牛乳がなぜいけないのか このこと、わからない人本当に多いですね! 「おも◎やり牛乳」なら、大丈夫!などと言っている人もいますが、そういうことを聞くとがっくりきます。 嗜好品ですから、それを知っていて飲むならいいと思いますけどね。 救急医の米田先生も そんなこと医学部6年間で習わなかったぞ!とおっしゃっています。 米田先生は、下記のレポートを見つけられたようですよ。 なぜ1型糖尿病が毎年3%増加するのか、学者は理解できない ダン・ハーリーのレポート ハーリーは、彼の著書で、糖尿病とその急増の理由と考えられるものを、5つ挙げている。それは、自然の日光に当たることの不足、免疫を生む自然の病原菌(皮膚にある)の滅失、乳幼児の段階で牛乳に曝露すること、汚染物質と発ガン物質に常時曝露していること、総じて子供の平均身長や体重が増加したこと によりインスリンを生成するベータ細胞の生成が加速されたことである。 ヘルスレンジャーのコメント 自然療法界では既知の事実であるが、いつか西洋医学も追いつくことだろう。殺菌・加工された牛乳を飲むと、1型糖尿病のような自己免疫疾患を促進することになる。 同時に、西洋社会では、ビタミンD不足が大流行している。ビタミンDが欠乏した状態の人々に、大量のワクチンや乳製品を注入すれば、1型糖尿病のような自己免疫疾患が急増してもあまり不思議はない。 (by Mike Adams, the Health Ranger) http://ameblo.jp/alicenaekyon/entry-11608528181.html 人気ブログランキングへ どちらか↑ ↓1つでもクリックしてくださると、とっても嬉しゅうございます。 にほんブログ村 医療情報 Twitterブログパーツ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年03月05日 16時45分17秒
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