テーマ:乳がんのお話(1134)
カテゴリ:乳癌
ではその記事を読んでみましょう。
山田邦子です。 突然ですが、みなさんは健康ですか。 私は2007年に乳がんにかかり、手術、放射線治療、ホルモン治療と進み、5年が経ち、おかげさまでこんなに元気になりました。 これも、私のがんが早期発見、早期治療だったからです。 日本はがん大国です。 大腸がん、胃がん、肺がん、前立腺がんありとあらゆるがんがあります。 いまや日本人の2人に一人ががんにかかる時代です。 他人事と思わないで、是非、検診に行ってください。 昔はがんイコール死というような時代があったかもしれませんが、今は早期治療、早期発見であれば、大丈夫。 乳がんで言えば、99パーセント命を落とすことはありません。 日本人の16人に一人、女性は乳がんにかかると言われています。 でも、早ければ大丈夫なんですよ。 また内臓器のがんであっても、90パーセント以上、命を落とすことはありません。 どうですか、検診あるのみです。 まさかの日は突然やってきます。 私もそうでした。 健康番組の収録中に乳がんのしこりを発見しました。 でも私はそれまで大きな病気をしたことがなかったので、まさか、しかも私に限って乳がんになるわけがないと思って、家に帰りました。 でもやはり、心配だったんです。 夜、もう一度、触ってみました。 ある、ありますよね。 がんなんですから。 番組の先生を頼りました。 乳がんの検査は先生の視触診、それからエコー、マンモグラフィこの3点セットをやりますとしこりのあるパターンもないものも全部発見されます。 まんまと、あー邦子さん、乳がんだわということになりましたが、その告知は思っていたよりも明るいものでした。 先生がよかったのかもしれませんけれど、テレビや映画で見る告知のシーンは暗いですね。 よく患者さんと先生が向き合って、あなたはがんです、はあーといったような感じです。 マスコミの放送の仕方にも問題があるかもしれません。 著名人や有名人ががんにかかる。 クローズアップする。 がんにかかった。 がんばったけど、がんばったけど死んでゆきました、というお話しが多いです。 でも、実際はがんにかかっても治療して、その後、ずっと長くがんばっている。 こんな人が多いんです。 イメージを変えていきたいです。 また、がんという言葉もちょっと強くて暗いですね。 これが、ひょんとかぴょんだったら、ちょっと柔らかいんじゃないでしょうか。 あなたは、ぴょんです、こんな感じです。 さて、通院も慣れていなかったので、戸惑うことが多かったです。 病院にふさわしい服装はどんなのかな、なんて、夜中、何回も着替えてみたり、また、予約時間よりずっと早くでかけて行ったのに、待たされた。 素顔で行ったためにわからなくて、抜かされたんじゃないかな、なんて思ったこともあります。 また、アナウンスも聞き取りにくいです。 我々は名前を呼ばれて商売が始まります。 山田邦子さん、張り切ってどうぞ、とは病院では呼ばれません。 だいたいは、「山田さん(もごもご)、窓口に(もごもご)おいで(もごもご)ください」こんなような感じ。 その度に、はっ、私かなと思って立ったり、座ったり。 1時間半待ちました。 でも、この1時間半、うれしいこともありました。 他の乳がんの患者さんを見ました。 美人が多かった。 なるべくしてなったんだなというふうに思いました。 でも、このことは5年間、北海道から沖縄までいろいろな乳がんの友に会いに行きます が、やはり美人が多いです。 だから最近、私は分かるようになりました。 あ、あの方は気をつけたほうがいいなとか、逆に、あの人は大丈夫だなとか。 是非、テレビをご覧の美人に生まれたあなた、乳がんになりやすいですよ。 検診を心がけてください。 さて、乳がんと決まりまして、手術のプランが決まりました。 先生から温存手術にしますか、全摘手術にしますかと聞かれました。 全摘。 おっぱいを全部ばっさりと切り落とすやり方です。 温存というのは、駄目なところだけをつまんで取るやり方。 先生、わかりません。 でも、もうおっぱいはいいです。 私は命のほうが大切ですから、ばっさりと切り落としてください、そうだ、海水パンツで泳いでみたかったなんていうことも言いました。 先生は、うん、でも、あるところにあるものがあるというのは正しいことですから、なるべく残す方向で温存手術でがんばりますよと言ってくださいました。 ありがとうございます、と答えましたが、後でよく考えたら、じゃあ、初めから温存手術で行きますと言ってくれればいいじゃないかとも思いました。 このことは懐かしい話しです。 手術も大成功。 そして、放射線治療も大成功。 ホルモン治療も大成功と言われました。 しかし、がんというのは、さっぱりとしない病気です。 その後が長いんです。 ずっとがん患者です。 咳が出た。 熱が出たと言えば、全部、がんに結び付けて、転移したのかな、また再発してしまったのかなと言う恐怖、恐れがこんなに明るい私にもあるんです。 びっくりしちゃいました。 私がおろおろと泣いたりする日がありました。 最初は戸惑って嫌だなと思いましたが、これががんの正体です。 段々、強くなりました。 泣いてもいいや。 泣くのも生きているからなんだなって思えるようになりました。 是非、いまがんで悩まれている方、それからがん以外でも何かで悩まれている方、泣いてもいいんじゃない。 今日は泣いても、明日、笑えればそれでいいって思えるようになりました。 大丈夫、がんばろう。 それで、がんのお友達、芸能人でもたくさんいるんです。 乳がんの友、倍賞千恵子さん他、また自分ががんじゃなくってもお友達や家族にいるということで、瀬川瑛子さんなど65人くらいのメンバーが集まって、がん撲滅チャリティーコンサート、スター混声合唱団の活動をしています。 全国に、歌はいまいちなんですけども笑顔を届けに行っております。 もう65公演を超えているんです。 大きな声で歌ったり、笑ったりすると免疫力が高まるそうです。 がんは細胞分裂の異常です。 こうしてる時にもできるそうです。 でも、元気だ、免疫力がある、ほがらかだ、明るいなんていう人は、できる、治る、できる、治るが毎日だそうです。 ですから、この活動を通じて大きな声で、みんなで歌って、笑って、全国に笑顔を届けています。 (中略) えーまとめますと、やはり、検診しかないんです。 是非、がん検診を心がけてください。 今日は、とりとめないお話しをしましたけれども、私はいつまで続くんだろうと思ったホルモン治療も今年の8月で終わりました。 こういう日が来たのも早期発見、早期治療だったからなんです。 是非、このことを全国の方に届けたいと今日はやって参りました。 どうぞ、検診を心がけてください。 全文はこちら↓ http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/134243.html >健康番組の収録中に乳がんのしこりを発見しました。 ということでがん医療の広告塔になってしまいましたね。 >これも、私のがんが早期発見、早期治療だったからです。 本当にそうでしょうか? これから先あなたが再発・転移しない、という 保証はないのですよ? >著名人や有名人ががんにかかる。 >クローズアップする。 >がんにかかった。 >がんばったけど、がんばったけど死んでゆきました、 >というお話しが多いです。 そのとおりですね。 ということは、一般の人にも、 がんばったけど、がんばったけど死んでゆきました、 という人が多い、ということなのです。 >でも、実際はがんにかかっても治療して、その後、 >ずっと長くがんばっている。 >こんな人が多いんです。 え?多いんですか? 到底そうは思えませんが? >美人が多かった。 >なるべくしてなったんだなというふうに思いました。 じゃあ何故に、山田邦子さん、 あなたは乳がんにかかったのですか? >手術も大成功。 >そして、放射線治療も大成功。 >ホルモン治療も大成功と言われました。 何を根拠に「大成功」なのですか? >その後が長いんです。 >ずっとがん患者です。 現代医学ではそういうことになりますね。 人気ブログランキングへ どちらか↑ ↓1つでもクリックしてくださると、とっても嬉しゅうございます。 にほんブログ村 医療情報 Twitterブログパーツ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年03月14日 20時52分09秒
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