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乳癌は早期発見も早期治療もいらない

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2015年06月17日
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テーマ:ピロリ菌(2)
カテゴリ:いろんなこと
虫垂炎にかかったら虫垂を摘出して、
「はい、治りました」
という事になりますが、
虫垂が退化した不要な部位ではないことが
最近分かりましたね。
ピロリ菌も胃潰瘍や胃癌の原因になる、
と言われて、除菌してもらった人も
少なくないと思われます。
しかし、

ピロリ菌を除菌すると、
胃がんになる確率は低減できるが、
食道がんになる確率を上昇させてしまう

ということなのだそうです。

ピロリ菌は病原菌ではなく共生細菌(1)
ピロリ菌を除菌すると食道がんに

06/16/2015 by Chise

ピロリ菌が発見されたのは、1979年のことです。胃潰瘍とピロリ菌の因果関係が証明され、その後、胃がんとの因果関係も証明されました。1994年には、WHOがピロリ菌を「1級発がん性微生物(Class I Carcinogen)」に指定しています。
ピロリ菌を発見し、胃潰瘍との因果関係を証明したロビン・ワレン博士とバリー・マーシャル博士は、その功績によって2005年にノーベル賞(生理学)を受賞されています。
日本でもピロリ菌の除菌は、今や保険適用ですし、私が住んでいる目黒区では、無料で除菌してくれます。ピロリ菌を撃退することが当たり前になっていますよね。
そんな中、昨年、母校コロラド大学ボルダー校からマイクロバイオーム(共生細菌のDNA)についての特別コースを受講する機会があり、修了証までいただいたのですが、そのコースの中で、推薦図書として挙げられていた本を、やっとで今年(2015)2月になって入手することができ、読んでみました。

この本は、ピロリ菌と胃がんの因果関係を証明することに貢献し、その後、ピロリ菌除菌の手法確立のため、ご自身を最初の実験台にした、マーチン・ブレイザー博士のご著書『Missing Microbes(仮訳:失われた細菌)』なのですが、そこには衝撃的な告白が描かれていました。
結論から言いますと、
ピロリ菌を除菌すると、胃がんになる確率は低減できるが、食道がんになる確率を上昇させてしまう

ということです。
ご本人は、ピロリ菌と胃がんの関係を説き、除菌方法まで指南してしまった責任から、WHOや医学界に向けて、その危険性を訴え続けているそうですが、なかなか、ノーベル賞まで受賞してしまった「ピロリ菌悪玉説」や「ピロリ菌除菌の常識」を上書きしてもらえずに、苦しんでいらっしゃいます。また、世界に先駆けて、ピロリ菌除菌をしたご本人は、今現在、逆流性食道炎に苦しんでいるとのことです。でも、
胃がんを発症させるピロリ菌が、なぜ、食道がんを抑制するのか?

ピロリ菌と胃がんの関係を発見した1990年代当時には、判らなかったことが、最近になって判明され、ブレイザー博士ご本人がご著書の中で詳しく説明してくださっています。ここでは簡単に、お伝えしたいと思います。

続きはこちら↓
http://piq.cutegirl.jp/zdvt31



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最終更新日  2015年06月17日 19時33分46秒
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