テーマ:癌(3547)
カテゴリ:癌全般
ガン関連サイトの癌に関する説明はおかしな表現が少なくありません。 むしろ「多い」と言った方がいいくらいです。 以下のサイトにも見つけましたのでどこがおかしいのか 考えてみましょう。 大腸がんの原因・リスク 生活習慣の変化と大腸がん増加の関係 かつて大腸がんは日本人には少ないがんと考えられていました。 しかし、現在は考え方が変わってきています。ハワイの日系移民に 結腸がん患者が日本人よりも多く、欧米の白人とほぼ同じである という研究データが報告されました。これは、欧米の生活習慣 (特に、肉食中心の食生活)の影響が大きいと考えられています。 さらに最近では、アメリカに移住した日本人は、他の移住民よりも 大腸がんにかかる率が高いことも報告されています。 このことから日本人は大腸がんになりやすい体質である可能性が 指摘されています。戦後の日本の大腸がん急増の背景には、 少なからず生活習慣の変化の影響を受けていると考えられています。 2003年、国際がん研究機構(IARC)*1は「食物栄養とがん予防」 に関して、多くの仮説の中から、栄養や生活習慣の改善ががんを 予防するのに、どのくらい確実性があるかを評価した寄与率を 検討した結果を発表しています。その評価では、「過体重と肥満」は 結腸がん・直腸がんのリスク因子として確実であるとし、 またハムやソーセージなどの「貯蔵肉」もリスク因子となる 可能性が大きいとしています。一方で、日本人を対象とした 生活習慣要因と主要がんの関連の評価*2からは、「飲酒」、 「BMI」*3は大腸がんとの関連がほぼ確実であるとし、 「喫煙」は直腸がんのリスク因子としての可能性があるとしています。 http://bravecircle.net/ おかしな事に、「大腸がんを予防するための指針」は どこにもありませんでした。 あいも変わらず 「検診を受けて早期発見、早期治療」を主張するだけです。 では上記の引用文の中からおかしな表記を拾ってみましょう。 >欧米の生活習慣(特に、肉食中心の食生活)の影響が >大きいと考えられています。 と記述があるにもかかわらず、予防の項目がない。 予防は明らかに、 「欧米の生活習慣(特に、肉食中心の食生活)をやめよう。 と記述するべきでしょう。 >日本人は大腸がんになりやすい体質である可能性が >指摘されています。 だったらなおさら「肉食を止めよう」と表記するべきでしょう。 >「過体重と肥満」は結腸がん・直腸がんのリスク因子として >確実であるとし、またハムやソーセージなどの >「貯蔵肉」もリスク因子となる可能性が大きいとしています。 順序が逆じゃないのか? 「過体重と肥満」になった原因は何か? それは肉食です。肉の中にはハムやソーセージなどの 「貯蔵肉」もあります。 >またハムやソーセージなどの「貯蔵肉」もリスク因子となる ということではなくて、全く逆なのです。 これらを食べていたから「過体重と肥満」になったのだ、 ということです。 さらに、言わせてもらえれば、なぜ「貯蔵肉」しか リスク因子として挙げていないのか? 非加工肉だってリスク因子なので挙げるべきです。 あ、ひょっとすると加工肉の食品添加物が 大腸がんリスクを高めている、 とでも言いたいのかな? だったらそれをはっきりと表現するべきだ。 それをしていなくて、曖昧にしている、ということならば、 これは明らかに畜産業界を擁護しているとしか思えないのです。 【参考文献】 早く肉をやめないか? カン・ジン・カナメの健康教室 3☆肉はあぶない?☆ 人気blogランキングへ 人気ブログランキングへ どちらか↑ ↓1つでもクリックしてくださると、とっても嬉しゅうございます。 にほんブログ村 医療情報 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年11月07日 17時09分28秒
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