テーマ:牛乳(26)
カテゴリ:牛乳・乳製品
「がん予防、本当に牛乳を避けるべきかよりコホート研究事例から考察」
の記事をシェアします。 早速記事を読んでみましょう。 7月7日放送(テレビ朝日系) 「中居正広のミになる図書館」で、 タレントの松嶋尚美さんが、こだわりの子育て法を熱弁! その一つとして、 骨が弱くなるらしいから子供に「牛乳を飲ませない」 と述べていました。 しかし、医師からはその根拠を あっさり否定されて絶句していました。 牛乳、 賛否両論ありますね~; 牛乳はモー毒?! 確かに牛乳には様々な悪評が立っていますね。 アメリカの陰謀説、発がん説 カルシウムが抜けて骨粗しょう症になる説、 果たして牛乳は諸悪の根源、モー毒なのか? 私自身、過去には 「牛乳は牛の赤ちゃんの飲み物だ!」 という意見に賛同し、 がんリスクが上がるとも考えて、徹底的に避けていました。 もともと、日本人らしく乳糖不耐症のようで、 飲むとお腹がグルグルしていましたし、 やっぱり体に悪いんだ~と思っていました。 (でも、今は冷たい牛乳を飲んでも平気です。) しかし、松嶋さん同様、人から聞いただけで、 自分で調べた訳ではなかったのです。 自分で調べていくと、 どうも牛乳のモー毒説ほど悪者ではなさそう。。。 牛乳とがんの関係はどう? このブログの性質上、今回は特に 「がんにはどうなの?」ということに絞りますね。 大腸がんの発生を予防する可能性 2010年までに発表された19件のコホート研究 のメタ解析の報告によると、 牛乳1日200g続けて大腸がんのリスクが0.91倍に低下。 全乳製品では1日400gの摂取でリスクが0.83倍に低下。 (チーズでは予防効果は認められていない) ということで、牛乳・乳製品の摂取量は 大腸がんの発生リスク低下と 関連していると結論されています。 カルシウム、ラクトフェリン、 醗酵乳製品中の乳酸菌、ビタミンD、酪酸 などががん予防に関係しているようです。 ただ脂肪が多すぎる物は逆効果なので、 チーズやクリームは取り過ぎてはいけませんね。 さすがに乳がんにはダメでしょ?! ホルモンの関係する乳がんに関しては、 牛乳は絶対だめよね? ということで避けている方も多いはずです。 ところが、ところが…! 論文の結論からすると、 「乳製品の摂取量が多いほど 乳がん発生のリスクが低下する。」 ということです。 2011年1月までに発表された、18件の コホート研究の結果をメタ解析で検討した論文で、 対象人数は100万人以上で 解析していますので信憑性が高いですよね。 乳製品の摂取量の多い人は 少ない人に比べて乳がん発生リスクが 0.85に低下すると報告されています。 欧州10カ国が参加した大規模コホート研究の 解析でも、乳製品の摂取量が増えても 乳がんの発生リスクは上がらないという結果でした。 全文はこちら↓ http://healthy-happiness.jp/?p=2649 牛乳・乳製品大好きな女性の皆さん良かったですね? これで乳がんの心配をしないで牛乳が飲めるし、 チーズ以外の乳製品が食べられますね? ★本日3つめの記事でした。前のも読んでくださいね★ 人気ブログランキングへ どちらか↑ ↓1つでもクリックしてくださると、とっても嬉しゅうございます。 にほんブログ村 医療情報 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年11月13日 21時05分19秒
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