テーマ:乳がんのお話(1134)
カテゴリ:乳癌
癌なんてね、体内にできたニキビみたいなもんだよ。 ニキビだったら食事を変えたら治るでしょう? ガンだって治るのだよ。 「和歌山県田辺市大塔中学校の教諭、 小出裕子さん(53)は、2011年の乳がん手術後も マラソン大会での入賞を重ねている。 31日には大阪国際女子マラソンに出場する。」 ということだ。 記事を読んでみましょう。 15年ほど前に勤務していた中学校で生徒とマラソンの練習を一緒にし、陸上競技指導経験がある当時の校長から「5キロぐらいのマラソン大会に出てみたら結構いけるのでは」という助言を受けたことがきっかけ。走ることは苦にならず続けることができたといい、地元のマラソン大会への参加を重ねてきた。 乳がんと分かった2011年も、手術の3日ほど前に全日本マスターズ陸上競技選手権大会に出場し、3000メートル1位(女子45~49歳)、12分0秒30で自己新記録を出していた。抗がん剤治療を経験し「しこりがあったけれど放置していた。早期発見ができるように定期的な検診が大事だと強く思った」と話す。 手術後の翌年には、再びマラソン大会に出場。生きている間にいろいろなことをしたいと、遠方の大会やフルマラソンにも参加し始めるようになった。70キロマラソンも完走している。 大阪国際女子マラソン(フル)には、15年秋にあった大阪ロードレースで30キロの記録2時間12分37秒が認められて出場が決まった。練習は毎朝午前5時から約10キロを走り、休日は距離を伸ばす。長距離走は練習した分、記録が伸びる楽しみがあるという。 小出さんは「がんだった知人から生前、元気に生きている姿を発信することで、がんは決して治らない病気ではないと伝え、同じ病の方を勇気づけることになると教わった」と話す。フルの自己ベストは15年12月にあった加古川マラソンでの3時間16分10秒。大阪国際女子マラソンでは3時間13分切りを目指している。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160113-00307926-agara-l30 この小出さんの記事からなにを学べるでしょうか? >手術の3日ほど前に全日本マスターズ陸上競技選手権大会に出場し 乳がんというのはこういう病なのですね。 ほかのガンでもそうですけど、末期になって 症状が現れるまでは(現れない場合も少なくない)元気なんですよ。 だったら手術なんかする必要はないではないか? >元気に生きている姿を発信することで、 >がんは決して治らない病気ではないと伝え、 >同じ病の方を勇気づけることになると教わった 元気に生きていたがん患者がある日突然再発して 治療を受けて帰らぬ人になる例は数多くあります。 「がんは決して治らない病気ではない」 この文言は、 「がんはおおかたは治らない病気だ」 と、言っているようなものです。 これは大いなる間違いです。 「同じ病の方を勇気づけることになる」 ということの条件は、その人がガンにかかる前の 生活習慣(特に食事は必須)をどのように改善したか、 という根拠が必要です。 人気ブログランキングへ どちらか↑ ↓1つでもクリックしてくださると、とっても嬉しゅうございます。 にほんブログ村 医療情報 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年01月18日 17時28分56秒
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