|
テーマ:中国&台湾(3304)
カテゴリ:中国人はこんな感じ
日本ではすぐ
「中国の姿勢は厳しい」とか、 「中国は満足していない」などというが、 こちらが「日本は」という調子で、 「中国は」といっても、先方にはうまく適合しない。 中国は寄せ集め国家であって、 日本よりももっとバラバラのお国柄である。 また、個性あふれる国だから、 中国中を探せば、 日本に対する極端に悪意に満ちた意見も、 また好意的な意見も、何でも出てくる。 いわば、“デパート”みたいな国である。 だから「中国」と一言で片付けずに、 もう少し区別して議論を進めたいものである。 とりあえず、次の7つの区分は必要である。 1.中国政府、 2.中国議会、 3.中国言論界、 4.中国学会、 5.実業界、 6.消費者、 最後に全部ひっくるめて 7.国民的ムード、雰囲気。 …なんか、変に感じました?(笑)。実は、上の文章、 中国に対して書かれていたものではないんです(笑)。 1980年代に、アメリカに対して書かれた文章です。 文中の「アメリカ」を全部「中国」に変換してみました。 すると、おもしろいくらい、今の、 日本と中国の関係にあてはまっていたんです。 ネタ元は、こちらの本です。 『さらば貧乏経済学』 日下公人 PHP研究所 中国に生活する者として、いつも、 日本における中国の報道のされ方、 受け取られ方には、気になっていたんですね。 自分では、大雑把に、 「政府と一般人の考え方は、かなり違うな」 とは思っていました。 中国で4年間生活しまして、 中国人の嫁さんももらいましたが、 結構、気さくな優しい中国人多かったですし。 7つに分けてあっても、ほんと、納得できます。 今の中国では、所得の差も大きいので、 所得で分けてもいいかもしれません。 漫画やアニメの影響で、 非常に日本に対して好印象を 持っている人もいますし。 とりあえず、外国を見るときの見方としては、 「本当に国民全員の意見なのか?政治家の意見ではないのか?」 ということに気をつけることは、非常に重要ですよね。 さっきの本は、こう続きます。 (ここも、アメリカを「中国」に変えてアレンジしてみます) さらに言えば、日本の新聞に載る「中国」は、 ほとんどが北京からの情報である。 ところが、人口13億人の中国人の ほとんどは北京以外に住んでいて、 「北京は年中そういうことで騒いでいる町だ。あそこは中国じゃない」 という。 やはり、ピッタリ当てはまってる気がする…(笑)。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 以上の日記は、 以前に別のブログで書いたものを 多少書き換えたものです。 今日、こんな記事を見たので、 思わず載せてしまいました。 フェアプレー、中国に波紋 日本代表「感謝」の横断幕 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070927-00000063-san-int (yahooニュース) 中国人相手に研修を していたときも感じてました。 行動すれば、気持ちは伝わる。 全員が理解してくれないとしても、 何かを感じてくれる人は多い。 逆に何かの背景があって、 何を言っても否定する人って、 必ず少しは存在する。 私は、 日本の女子サッカーの方々が したことに対して、 感じてくれた中国の人がいたこと、 ちゃんと記事に書いて発表した人が多かったこと、 に注目していきたいです。 女子サッカーの方々を見習って、 怒りを怒りで返すクセを改めねば(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[中国人はこんな感じ] カテゴリの最新記事
|