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テーマ:国際結婚 ア・ラカルト(507)
カテゴリ:国際結婚出産編
先日、このブログに、
中国で出産することを書きましたら、 日本人と中国人の間の子を、 中国で出産するときのアドバイスを いろいろな方からいただいたんです。 出生届けを領事館に出すと、 戸籍に登録されるまで、結構時間がかかるよ、だとか、 いろいろ役立つことを教えていただきました。 で、 私がぜんぜん気にしてなかったのが、 パスポートのこと。 生まれてから、2、3ヶ月で、 すぐに嫁さんと子供を連れて帰国しようと 思っていたので、よく考えたら、 子供のパスポートがいるんですね。 今日、発覚したんですが、 これが、また問題を呼ぶわけです(笑)。 パスポートだから、 普通に考えると、 日本のパスポートを取って、 日本に帰れば、問題なさそうじゃないですか。 ところが、ドッコイ。 (↑ほんと、いらないドッコイ。涙) 重慶領事館のサイトの説明を 見てビックリしました。 というのは、 日本人と中国人の間の子というのは、 20歳までは、日本国籍にするか、中国国籍にするか 国籍を留保できるんです。 でも、それは、日本政府に対してだけ。 中国政府は、二重国籍を全く認めていないようなんです。 だから、生まれた子が、 日本のパスポートを使って、日本に行こうとすると、 その前に、中国滞在のためのビザが必要になります。 でも、中国滞在のビザは、外国人じゃないと取れない。 なので、中国滞在のビザを発給するために、 中国政府は、その子に、【中国国籍から離脱する手続き】を要求する、というのです。 つまり、 私の子が、日本のパスポートで日本に行こうとすると、、 0歳の時点で、 中国国籍を得る権利を放棄しないといけない、 ということなんです。 以上のような感じで、 日本のパスポートを使うと、もったいないし、 しかも、非常にめんどくさい。 で、考えます。 じゃあ、中国で出生届だせば、 中国のパスポートがとれるじゃん、 と。 そうなんです。 それが、重慶領事館も勧める方法。 この場合、重慶領事館は、 日本入国ビザを申請翌日には発行してくれるそうです。 ただ・・・・ 嫁さんの戸籍、 今の中国の家の場所じゃないんですよね。 貴州省の、もっと奥の田舎のほう。 今住んでいる貴陽から、車で4時間くらいの場所。 嫁さんに聞いてみました。 「戸籍の場所、行ってこれそう?」 「私は、無理よ~」 「じゃ、俺が行こうか?」 「あなた一人じゃ、絶対ムリ。 あのへん、タクシーもないし」 「じゃあ、どうすんの?」 「う~ん、ちょっと考えてみる」 「・・・・」 実家で、子供生めば、いろいろラクかな、と 簡単に思っての、中国行きでしたが、ほんと、 一筋縄では、いかせてくれないですよね、国際結婚。(涙) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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