庭がないのに薔薇育て

暑い毎日が続いています。

今年の暑さが特に厳しく感じるのは、

去年の夏が過ごしやすかったからでしょうか･･･？

昼間、どんなに暑くなっても、

朝晩が涼しくなれば、とても過ごしやすいのですが、

日中、極限まで暖められた道路や建造物は夜間も熱放射を続け、

夜中でも30℃超と言う恐ろしさ。

都市部の暑さは、人間の我慢の限界を超えています



玄関の花達 posted by (C)ちまのん


私には、何でも話す事のできる親友がいます。

たとえ何年も会わなくとも、ずっと信じられる友です。

離れていても、話さなくとも、

心のどこかで、いつも相手のことを気遣い、また心配して、

元気でいてくれることを願い、幸せであることを祈る相手。

もしも何十年会えなくても、また会った瞬間には、

以前と変わらず話が出来る。

そんな彼女が、先日、私が書いた日記を読んで、

すぐにメールをくれました。

実は、彼女。

もうずっと長い間、とても大変な思いをしていて、

彼女から見たら、私の苦労など苦労のうちには入らないのに、

いつでも私の事を気遣ってくれるのが、本当にうれしく、

また、時には申し訳なく思っています。



彼女は、もう随分と長いこと、

たった一人で末期がんの父親の看病を続けていて、

更には、足の不自由な母親の面倒も見ています

彼女には私と同じに、年上の兄弟がいますが、

ご両親の住まいは遠く、お兄上の仕事が忙しいために

彼女のほかに、側で手伝ってくれる人間は誰も無く、

毎日ひとりで、孤軍奮闘しています

彼女のお父上が、事業で成功されているので、

経済的な不安が無い事だけが、唯一の救いですが、

長引く看病、介護疲れから、彼女の方がボロボロに･･･


冬に、父の弔問に訪ねてくれた彼女のあまりの痩せ方に、

久しぶりに会った私の母も、ビックリするほどでした。

元々、それほど身体の強い訳ではない彼女･･･。

もう限界にまで痩せたその身体の中に、

どれほどの苦しみと悲しみが詰まっているのか？

他人からは想像もできないに違いなく、

彼女の事を考えると、いつも涙が出てきます。



ケイトウも頑張っています。 posted by (C)ちまのん


自分が苦しみの渦中にいると、

つい他人の苦しみには気がつかないものですが、

彼女は、そんな状態にあっても、

私のことを心配して、すぐに連絡をくれる･･･。

彼女の優しさに、私はいつも救われています。


夜、眠る前には、いつも彼女の幸福を祈ります。

彼女の苦しみが、少しでも減りますように。

彼女の痛みが、ほんの少しでも和らぎますようにと･･･。

そしてまた、笑って話せる日が来る事を信じています。

たとえ遠く離れていても、あなたの存在が私の心の支えです