庭がないのに薔薇育て

昨夜の雨も朝には上がり、

天気は急速に回復し、良く晴れた一日となりました。

気温は予報の通り平年並みに戻り寒い朝でしたが、

日中は、お日様の力もあり、過ごしやすい一日でした。

夕方になり、気温はグッと下がりましたが、

これでもまだ平年よりは、随分と暖かいのですよね。

もう１２月の２週目。今年もあとひと月足らずと言うのに

こう暖かいと、なんだか実感が湧きません



サンテグジュペリ posted by (C)ちまのん


月曜日から始まった息子の定期試験も明日で終了。

これが高校生活最後の定期考査で卒業試験も兼ねています。

今までの最高得点を狙うには、これが最後のチャンスなのに、

大学が本決まりとなり、すっかり気が抜けてしまったようで、

いつもと全く変わらない姿勢で過ごしています

大学も決まり、試験科目も少なくなり、

（高１→１３科目、高２→１１科目、高３→５科目）

また赤点等の心配もない息子は、まったく呑気です。

これがこの子のスタンダードなのでしょうね



ワイフオヴバス posted by (C)ちまのん


ごくごく普通の家庭に生まれて、周囲並みの生活をして

そこそこの教育を受け、そこそこの大学に進む。

必死で頑張る事も無ければ、遊び呆けることも無く、

ごくごく普通に淡々と日々を重ねる･･･。

大それた望みも持たず、現状維持できれば良い。

それがきっとこの子のスタンスなのでしょう



私が青春期を過ごした時代はバブルの絶頂期。

日本中が、もっと上に、もっと上にと

皆が上昇志向を持っていた時代でした。

高度経済成長に伴い、どんどん周囲に新しい品物が増えて、

皆の暮らしもどんどん良くなっていった時代。

そんな時代に育った人間たちが、ガツガツと上を目指すのに比べ、

生まれた時から物質的に豊かに育った人間たちは淡白ですね。



キャラメルアンティーク posted by (C)ちまのん


そんな今だからこそ、周囲より努力すれば、

昔から比べたら簡単に、あたま一つ上に出る事が出来るのに、

そのあたま一つ上に出ようとする気持ちが無いのですよね。

息子たちの世代は超ゆとり教育。

戦後最大の学習指導要領と言われた私達世代の

約半分の内容しか学習しないにもかかわらず、

どうしてこんなにやる気が無いの？

みんなが必死にがんばっている時には、

自分が同じだけ頑張っても周りと同じだけど、

周りがのんびりしている時に自分だけ頑張れば

どれほどの成果が上がる事でしょうに



ティネケ posted by (C)ちまのん


学校での教育はこんなにゆとりなのに、

社会に出てからの生活は、昔よりもきついもの。

年功序列で昇進して、一生会社にお勤めすれば、

徐々に収入も上がり、多くの退職金ももらえる。

そんな昔とは一転してしまった今の社会事情…。

今、こんなにのんびりしていて、あなた、大丈夫なの？

と、声をかけたくなるのですが、

こんなにのんびりできるのも、今だけだからと思って、

好きなようにさせているのが正解なのでしょうか…？

※写真は全て過去の物です。今現在は、幾つかの蕾が残るのみ。
そのつぼみも、開くかどうか分かりません。
早く植え替えをしようと思うのですが、なかなか重い腰が上がりません