庭がないのに薔薇育て

　
もう今更、言うまでもない事ですが、

今日も猛烈に暑い一日でした。

昼過ぎに降ったと言うのも悔しいほど少量の雨は、

ただでさえ高い湿度を更に上げ、

不快さを増す手助けをしただけで、

極限まで熱せられた建物や道路を冷やす事など

到底出来る訳などありません



お休み中に食べたもの posted by (C)ちまのん


先日、山形出身の兄嫁が、

面白い表現でこの暑さを言い表していました。

こちらの暑さは「積もるような暑さ。」だと

雪国では、冬、雪が降ります。

その雪は、次の日も降って、そのまた次の日も降り続き…。

積もった雪が春まで溶ける事もなく、どんどん積み重なるように

都市部の暑さは、暑さが夜にリセットされる事も無く、

暑さの上に、また次の暑さが降り積もって行くようだと･･･。



お休み中に食べたもの posted by (C)ちまのん


自然の多い場所、近くに自然のある地域などでは、

お日様が沈んだ後は、徐々に気温も下がり、

また建物や道路に溜まった熱気も逃げて行き、

夜には涼しい風も吹き、朝には涼しさが戻ります

しかし都市部の暑さは行き場がなくて、

いつまでも地上に留まり続け、夜中になっても気温は３０度等々

そしてまた次の日も暑さが連続し続けるのです。



お休み中に食べたもの posted by (C)ちまのん


思えばまだ私が子供の頃には、

都心まで一時間ほどの埼玉県Ｋ市。

駅まで歩いて20分の元実家の周囲には

まだまだ多くの水田が残っていて

（Ｋ市と言っても熊谷ではありません。草加の隣です）

夏の夜ともなれば蛙の合唱と共に涼しい風を生み出して

住宅地全体に過ごしやすい夜を作ってくれました

暑くて、暑くて、たまらなくて目覚める事などほとんど無く、

たとえあっても８月のお盆の時期の１０日ほどを辛抱すれば、

あとは一日中クーラーなどなくても十分過ごせる夏でした。

あの頃は、あぜ道で蛙を捕まえたり、用水路でタニシを取ったり、

雨の日はザリガニが道の真ん中まで出て来ていたり…



お休み中に食べたもの posted by (C)ちまのん


そんな元実家の周りには、今ではびっしりと家が建ち、

田んぼも畑も公園も、もちろん砂利道すら残ってはいません。

地面は全てアスファルト。又はコンクリートの駐車場。

小さな建売住宅がひしめき合うように密集していて、

何処にも自然の入り込む余地などありません



お休み中に食べたもの posted by (C)ちまのん


今の我が家の周りにも、土の部分などほとんどなくて、

雨の日に靴を汚す心配はありませんが、

夏の日に、涼しい風が吹く事もありません

今夜も気温は３０度を超えたまま、

きっと明日の最低気温とやらは、午前４時ごろ出るのでしょう。

せめてしっかり栄養摂って、夏バテ防止に努めましょう


と、言いつつ食べ過ぎて、

いつでも夏場に太ってしまうのですけどね


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