庭がないのに薔薇育て

　
夢を見ても、いつもは直ぐに忘れてしまうのですが、

目の覚めるタイミングなのでしょうか？

時々、とても印象的な夢を見て、

内容をよく覚えている時があります。

今朝もまた、起きる直前に観ていた夢をよく覚えていて、

その内容が、今の現実の自分と一致していて、

「面白い。」という訳ではないのですが、

とても気になったので、記録のつもりで載せたいと思います。

（たかが夢の話。つまらない内容ですがどうかご容赦下さいませ。）



見知らぬ家で、私は父を待っています。

その家は現実には知らない家ですが、そこには兄嫁もいます。

私はその家に住んでいる訳ではないのですが、

息子と一緒に、その家で父の帰りを待っています。

息子は４歳位？

まだ小さくて、抱き上げる事が出来ます。

これから息子は精密検査のために入院する事になっていて、

母と兄は外出中。

私は父の帰りが予定より遅くて、とても不安なのですが、

ただ待っていることしかできません。

そこに父を訪ねて見知らぬ来客があります。

兄嫁と２人でもてなしますが、帰ってくるはずの父は戻らず、

話にも窮してしまって、お互いに少々気まずい感じです。

父がいつ帰って来てくれるのか？が分からずに、

夢の中での私は、途方に暮れています。

その後、「長居は悪いから。」と、来客は帰ります。

少しホッとしながらその人を玄関で見送って間もなく、

玄関前に大きな車が入ってきます。

父かと思って喜ぶと、それは父の車では無く義父の車･･･。

戸惑いながらも、車から降りる義父を笑顔で迎え、

息子に挨拶をさせると、義父も同様にうれしそうです。

その義父の後から更に人影が見えて、

別の車に分乗していた元夫の弟と友人、そして義母の姿。

（なんでこんな取り合わせなのか？皆目見当も付きません。）

・・・・・・・・・・・・・・・・

待っている父は帰らず、予定外のお客はどんどん来る…。

私は心細くて、父から連絡もない事が心配で仕方がありませんが、

来客には笑顔で応対しなくてはいけない。

と、思っているので、苦しくて仕方が無いのです。

唯一、義母にだけは、これから息子が入院する事を話すのですが、

それでも、不安な心情は隠して、努めて明るく振舞っています。

そしていつまで経っても父は帰って来てくれないのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・そんな内容の夢です。



先日見た、

「知らない道でこいでもこいでも先に進まない自転車の夢」も

夢の中の自分は、とても苦しくて不安だったのですが、

知人は一人も出てきませんでした。

今回の夢には、兄嫁と、元夫の義理の母と弟が登場。

（元夫の義理の母と言うのは、義父の後添いだから）

それでも結局、私が頼れるのは父だけなのですが、

その父が帰って来ない

それでも要応対の案件は続いて現れて、

その対応に追われながらも、

先の心配（息子の入院）が大きくて不安で仕方が無い。

・・・・・まさに今の現実そのものの夢ですね（笑）

いえ、ここは笑う場所ではないのですが


実はつい先日、自分で気がついて驚いた事があり、

その事で「自分も少しは成長しているのかな？」

と、ほんの少し（ええ本当にほんの少し）だけ感じた事が、

実際には全くの勘違いだったとこの夢で分かり、

夢の内容に、ガッカリするやら悲しいやら･･･

この書き方では何の事だかわかりませんね。



実は、つい、先日気がついたことなのですが、

最近、私、あまり「父が生きていてくれさえすれば。」とは

考えなくなっていたんです

苦しい時、辛い時には、いつでも、いつでも、

「父さえいてくれれば、大丈夫だったのに･･･。」と、

そう考えて、悲しくて、悲しくて仕方が無かったのですが、

最近は、「こんな時、父だったらどうするのかな？」とは思っても、

父がいてくれたらよかったとは思わず、反対に、

「こんな苦しい思いを、年をとった父にさせずに済んで良かった。」

と、言う風に考える自分に気が付いて･･

父が生きていたら、たとえ病気でも父は仕事をしたでしょうし、

私たち家族も、その病気の父に頼りきりになった事でしょう。

そうであった場合、父がどんなに苦しんだか？と考えると、

今のこの苦しい時に、父がいなくて良かったとさえ考え、

そんな風に思う自分が、少しだけ大人になったようで、

ほんの少し、本当にほんの少しだけですが、

苦しさの中にも希望を感じていたのですが･･･。



夢の中の自分は、やはり、

父に助けてもらいたい。

父さえいれば、なんでも解決する。

父に戻ってきて欲しい。

と思うばかりの自分が丸出しで恥ずかしい。

いったいいつになったら、私は「大人」になれるのでしょうね？

更年期もそろそろと言う歳の人間の言う事ではありませんが