庭がないのに薔薇育て

　
朝から曇り。一日曇り。

昨日の暖かさがまだ残り、

昨日ほど暖かくはありませんが、

過ごしやすい一日となりました。

しかし、未明（４時前）の地震で目が覚めた後、

なかなか寝付けず、結局起きて、

正味３時間ほどしか眠っていないため、

頭は重く、花粉で目は痒く、鼻の詰まって仕方のない、

不愉快な一日となりました


私のつまらない日記をお読み頂いている優しく、

また物好きな皆様方におかれましては、

日々の書き出しを読まれては、

毎日、天気と体調の話。たまに息子の話をするだけで、

他に話題はないのかい？

と、呆れていらっしゃる方も多い事でしょう

けれど、バラ狂いの今の話題は、

せいぜい新芽の事くらい

バラの花咲く春までは、写真も単調になってしまう事をお許し下さい。



さて、毎日明るく（？）日記を更新してはおりますが、

実際の生活では、相変わらず暗い出来事は進行中･･･。

そう。会社の話題です。

会社に話題を振っていくと、暗くなってしまうばかりですが、

これもまた、実際の生活の現実でもあり、

ノートに日記を付けるように、

ブログに日記を書いている私にとっては、

この話題自体を避け続けているのはかえって不自然。

現にいつも眠くても寝付けないのは、

会社が一番の原因でもあるわけで･･･



実際、良い方向に向うべくもなく、　

日々、破滅に向って進んでいるばかりの我が社。

本日、正式に社内リストラの計画が始動しました。

父から会社を引き継いでから２年と少し。

始めは利益は出ないながらも、ギリギリとは言え、

ある意味、順調に仕事を続ける事が出来ました

しかし、父が亡くなってから、たったの半年後（一昨年６月の事）

急に、取引先の業績が悪化し受注が７割減

ただし、相手は一部上場の企業です。

生産ラインを縮小して、社内の利益はしっかり確保。

けれども私達中小の下請け会社では、

いつもぎりぎりの経営を強いられているため、

売り上げが減れば即死活問題に繋がります。

大手のような余力はないのが普通です。（by製造業）

特に、我が社のように一社依存型の下請けの場合、

頼みの綱のその一社から

コンスタントに注文が入らなければ、

即赤字に転落します。

しかもその振り幅は大きいものです

メインの他にも数社との取引はありますが、

一社依存率が８割を超えていたため、

他者の売上程度では、焼け石に水。



そんな事態を少しでも防ぐために、

今まで、多くの営業活動をしていました。

しかし、大手の企業はみな国内生産から撤退し、

生産拠点を海外に移すばかり。

旨みのある生産数の多い仕事は、全て海外に出て、

国内に残っている仕事はどれも手がかかり、

しかも少数多品種生産の部品ばかりで、

なかなか大口の注文などは取れません。

かと言って、海外に出る力もない企業は、

少しずつ取引先を増やせたとしても、

なかなか採算が合うような仕事までには育ちません



このような事態は、かなり以前から父も予見していて、

父が会社を興し、少しづつ広げ、

最盛期には、

取引企業の工場所在地に合わせて４か所にあった工場も

バブル後２０年ほどの間に、１ヶ所に統合。

最盛期は１００人以上いた従業員も、

契約解除や定年等で、今では３０人ほどにまで減りました。

この先１０年ほどの間に、更に会社の規模を縮小し、

別の業種をメインとして新規契約を獲得し会社の存続を図る。

と、亡くなった父は計画を立てていたのですが、

その少し先の未来と思っていた事象が、

思いもかけず急激に現実となり、

しかも、緩やかに進むと思われた受注減も、

一気に、前年の半分から3分の1へと激減しました



それでも、受注量が激減した当初、

取引先からは、

部品調達が上手くいかないための

一時的な受注減であると言う↓説明↓を受け、

（家電エコポイントの制度で薄型テレビがバカ売れに売れ、

　そのため液晶パネルの部品が不足しているので

　製品組み立てが出来ないため、うちの部品も納入止め）

「秋を過ぎれば、元に戻る。」と、

言われて、そう期待して3ヶ月…。

まったく受注は戻りませんでした

それでも、「年が明ければ、戻る。」と言われ、

それを信じて、年を越し（明けて平成２３年）

しかし、やはり受注量は元には戻らず、

さらには新モデルのための新型も起こし、

春からは、増産。と言われ待機。

・・・けれどもあの大震災・・・。

取引先の東北工場も被災して、

そのためまたまた待機状態となり、

去年の春、わたし的には

もうそろそろ限界でした

それでも「秋からは大増産する。」から、

それに合わせた準備をしてくれと頼まれて、

それに期待して、常務も社長も座して動かず

・・・けれどもタイでの大洪水・・・。

タイからの部品が入らず、ラインが止まり、

我が社からの部品も納入止め。

結局、いつまで待っても売り上げはそのままで…。

ずるずるずるずる２２カ月！

約２年もの間。

赤字を出し続けつつも雇用を維持して来ましたが、

もう限界です。

先日ついに金融機関から、

長期の借り入れを断られました


※少々長くなり過ぎました。
文字数をオーバーなので、２度に分けて更新します。
文字ばかりのつまらぬ日記。
もう少々お付き合い頂けましたら幸いです。