庭がないのに薔薇育て

　
朝から曇り。気温は低め。

昨日ほどではありませんが、

今日も一日、かなり涼しい一日でした。

さて、いきなり本題。

今日、あまりにも頭に来る出来事？があったので、

その事を日記に書きたいと思います。



事の始まりは、今日、ある信金の担当さんがお見えになったこと。

我が社のような零細企業は、都銀に口座は持ってはいても、

実際の借入やら、日々の細々としたお金のやり取りなどには、

小回りのきく地元の信金さんのお世話になっています。

現在、お付き合いのある金融機関は、都銀２行と信金２行。

政策金融公庫（前の中小企業金融公庫）との直接取引。

そのうちの信金１行さんとは、４０年以上の長いお付き合いで、

もう１行とは、ここ最近１０年ほどのお付き合いです。



シュネープリンセス posted by (C)ちまのん


今日、会社に見えたのは、

お付き合いが新しい方の信金の行員さん。

まだまだお若く、２０代半ばほど？の方です。

その方は貸付の係とは別の（言っては何ですが）単なる使い走りで、

（借入の時などには貸付の係長がお見えになります。）

預金などの担当として、毎月、積立預金などを集金に来られます。


ここ半年ほどは集金以外の時にも、こまめに顔を出されて、

投資信託やらがん保険、

住宅ローンの借り換えや一括払いの個人年金のなど、

様々な商品のお話を持ってこられていました。

しかし、私も社長もギャンブルは嫌いなたちなので、

その度毎に、

投信など「絶対」に儲かるものでは無い。

がん保険は、保険料が安い若いうちから入っている。

住宅ローンは借り換えてからまだ２年なので

今借り換えるとメリットがないどころか損になる。

個人年金の一括払いは、こちらに何のメリットも無い。

などなど、常にお話を断ってしまっていました



シュネープリンセス posted by (C)ちまのん


そして最近（ここ３ヶ月ばかり）は、

定期預金をして欲しいと何度もお見えになっていたので、

まあ、定期の預金なら元本割れも無いし、

必要になったら解約すれば良いか。と、

彼のあまりの熱心さに負けて、

へそくりで持っていた１００万を私が預けたのは、

つい先日の事。

それなのに今日は、社長（兄）の積立預金が今月満期になるから、

その満期になった積み金を定期に振り替えて欲しいとの事

兄も小額ですが、先月も定期を一つ作ったばかりなのに…。



シュネープリンセス posted by (C)ちまのん


でも、これも「お付き合いのうち」だからと、

兄が快く承諾したのが、よほど嬉しかったのか？

うっかり「本音」をもらしたのが、私の怒りの原因です。

兄「こんなに一生懸命預金を集めて大変だね。」

担当「ええ、でも結局、行く先は国債なんですけれど…。」

兄「ははは…。」

・・・・・・・・・・・・・・

金融機関の仕事とは何か？

お客から預金を集めるのが金融機関の仕事では無く、

集めたお金を貸し付けて、その金利で儲けるのが仕事のはず。

それにより、地域の企業が融資が受けられてお金が上手く回る。

そのお金の巡りを良くするのが、金融機関の仕事のはず。

しかしこの不景気にどこに貸し付けるのも心配だから、

集めた資金は貸付には回さずに、

金融機関自身が国債を買い無難に利息を儲ける。

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もちろん金融機関も利益を追い求めるのは当然です。

でも、皆がこんな事をやっていたら、市中に資金が出回りません

資金が潤沢にあり、

下請け企業に損を押しつけて利益を出せる大企業はともかく、

中小零細企業ではすぐに運転資金が底をついてしまいます



シュネープリンセス posted by (C)ちまのん


ああ、本当にバカらしい。

これから徐々に、全部の定期を解約してやろう。と、

心に決めた一日でした。

本日の教訓。

口は災いのもと



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