庭がないのに薔薇育て

　
朝から曇り、少し雨。

朝のうちは蒸し暑さが残りましたが

午後からは涼しい風が吹き、

真夏日だった昨日と比べ、

かなり過ごしやすい一日となりました。



火曜日（台風の夜）は実家に泊まりに出かけたので、

日記の更新が出来ませんでしたが、

昨日は、あまりに悲しい気持ちが強くて、

日記の更新が出来ませんでした


悲しい気持ちになった原因は２つ。

一つは、直撃した台風のために、

多くのバラの枝が折れ、蕾が飛び、

葉がむしられたように千切れた事


バラ育てを始めてから、６月に台風が上陸したのは初めての事。

いつもは家の壁際に寄せた鉢も、ことごとく倒れてしまうため、

今回は、半分をデッキの上に避難させて、

もう半分は、棚から下ろして鉢同士を密着させて、

鉢が倒れない様に工夫をしました。



端に寄せて、ピッタリとくっつけて。 posted by (C)ちまのん


鉢は倒れませんでしたが…。 posted by (C)ちまのん


その甲斐あって、

夜中の風は、恐怖を感じるほど強いものでしたが、

家のバラは２つ。会社でも４つの鉢が倒れただけで、

今までに比べると、驚くほど鉢は倒れずに済みました


が、しかし、鉢が倒れなかった代わりに、

かなりの枝が折れてしまいました


ざっと数えただけでも、１０鉢以上のバラの枝が折れ、

更に、１０個以上の蕾がちぎれて落ち、

葉が千切れて、丸坊主に近くなったバラが３株


こんな事なら、素直に倒れた方が被害が少なかったかも？

鉢を移動した手間を考えると、この被害はやり切れません



もう一つの悲しかった出来事は、狸…。

昨日の昼前、会社の近くに、

なんと狸が現れたのです

昼間、３階の踊り場から下を見た時に、

水溜りの水をなめている小動物を見つけ、

「あらまあ、あんな所の水をなめているなんて大丈夫かしら？」

と、てっきり犬だと思って見ていたら、

顔を上げたら、何と狸です


しかも、毛並みは悪く、ガリガリにやせ細り、

下半身はフラフラと、今にも倒れ込みそうな状態でした


あまりの事に驚いて、上からそのまま見ていると、

少しウロウロとした後に、会社の１階の入り口の方に行ったので、

急いで、朝ごはんの残りのパンを持ち、

階下に降りて行ったのですが、

すでに会社からは離れて、また元来た道（？）

川土手の方向にヨロヨロと向っていく所でした。

追いかけようかと迷いましたが、

おびえて逃げる可能性の方が高く、

ましてやタヌキなど飼える訳でもありません


たまに田舎に出かけた時などに、

山道などで遭遇した事もありますが、

自宅近くでタヌキを見た事など初めてです。


台風で増水した川に流されたのでしょうか？

仮死状態で下流に運ばれて河川敷で目を覚まし、

フラフラとさまよっていたのでしょうか…？

あの弱々しい後ろ姿が目に焼き付いて離れません



綺麗な夕焼けでしたが・・・。 posted by (C)ちまのん