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テーマ:赤ちゃんが欲しい!(9165)
カテゴリ:3度目の妊娠、不育症治療
不妊&不育症もちの私。
不育症治療のお陰で現在7ヶ月と妊娠継続の最高記録更新中です。 どなたかの参考になればと、これまでの治療経過をまとめています。 さて、今回は妊娠発覚から不育症治療開始までのお話。 私にとっての3度目の妊娠発覚は「あっさり」したものでした。 不育症専門医のF先生によると、妊娠してたら高温期14日目でも普通の妊娠検査薬(生理予定日の1週間後から検査できると書いてあるタイプ)でも反応があるから、高温期14日目に毎回検査するようにと言われていました。 しかし、H先生のところに転院し、不妊治療開始から3周期は高温期14日続かず、用意してた妊娠検査薬も使わない状態が続いてました。 そして4週期目。 珍しく高温期が14日続いたので妊娠検査薬を使用してみると、判定窓は真っ白…。 そのうち、生理がくるだろうと、思っていても、高温期18日続いても生理が来ない。 さすがにもう一回検査してみよう…と思った日は日曜日でした。 以前の私だったら、待ちきれず検査してたと思います。 でも、心に浮かんだのは…。 これで検査して妊娠してても、今日は病院空いてないし、不安になるだけだよね。 と、翌日の月曜日、朝一番の尿で検査すると…くっきり陽性 不育症と診断されてから、 次の妊娠はどんな気持ちで迎えるんだろう…。 もちろん待ち望み、不妊治療受けて向かえる妊娠だし、当然嬉しいだろうけど、また流産させたらどうしようといった不安で心がいっぱいになるんじゃないか… と、以前から色々頭の中で想像してたんですが、意外とあっさり…。 情緒不安定になることも無く、陽性になった妊娠検査薬を眺めてました。 ベビが戻ってきてくれた嬉しさと、また流産させたら…と言う不安で、プラスマイナスゼロ。 というか、あまりの感情の起伏の激しさに、思考回路が停止。 脳が考えないようにしてる、現実逃避だったのかもしれません。 その後、妊娠報告を聞いた旦那の反応も「あっさり」と言うか、一瞬ピリッと空気が緊張し 「判った。気をつけて病院行ってき~や。」の一言。 2回目の妊娠(その後流産)がわかった時も 「あんまり喜び過ぎないようにしような。」 と言った反応の旦那だったので、今回も同じ気持ちだったんだと思います。 改めて「私が不育症じゃなかったら、この人はもうとっくにパパなのにな~」と、巻き込んでしまった旦那に申し訳ない思いを感じつつ、F病院の診察予約を入れました。 さて、当時行ってたパートも終わり、ダッシュでF病院に… ダッシュで行っても、診察時間ギリギリ こんな感じで、私達夫婦の間には笑顔もなくあっさりと判明した3度目の妊娠。 始めて笑顔で「よかったね~」と言ってくれたのは、F病院の助産師さんでした。 その笑顔につられて、私も初めての笑顔 妊娠検査薬が陽性に見えたのが妄想だったら…なんて、チラリと考えてたので、ほっと一安心でした。 その後、診察室でF先生ご対面。 「妊娠検査薬の反応もしっかり出てるし、妊娠は間違いないと思うよ。今で4W4dやから、何も見えへんやろし、エコーは次にしよか…。」 という事に。 そして、今後の治療方針について改めて話し合い。 内服のバファリン・ペルサンチン・ビオスリー・フォリアミン・当帰芍薬散料はそのまま続行。 これらの内服に加えて、行われるヘパリンの自己注射には3パターンあるようで…。 (1)オルガラン1日1回自己注射 週3万円のコース (2)オルガラン1日1回+カプロシン1日2回自己注射 週3万5千円コース (3)オルガラン1日2回自己注射 週4万円のコース 子宮内容物病理標本の結果が悪かった私は、以前から(2)のコースを勧められてたんですが、いざ妊娠が判り、改めてF先生と病理標本の結果を眺めながら…。 「やっぱり、オルガラン1日2回にしとこうか…。」という事に…。 そう来ると思った… すでに私の金銭感覚もマヒ状態 週3万5千円も4万円もたいして変わらんし、それで安心が買えるなら…と、同意書に記入。 ちなみに(2)のコースの場合、オルガランとカプロシンは同じ注射器に混ぜてまとめて打つことが出来ないので、1日3回お腹に針を刺さないといけないけど、(3)のコースなら、1日2回で良いというのも、決め手になりました。 カプロシンは効果が少ないわりに、副作用の噂も色々聞くしね… その後、助産師さんから自己注射の方法について説明を受け、実際にお腹に自己注射してみました。 使用するのは、針と注射器が一体になったタイプで、ついてる針も細くて短いものでした。 それに、オルガラン1本(1cc)を全部吸って、消毒したつまんだお腹のお肉にブスリッ。 細くて短い針だったので、恐怖とか痛みはそんなに無かったんですが、ゆっくり液を入れていくと、半分の0.5ccを越えた辺りから、鈍~い痛みが広がってくる… それでも、全部入れきって、数秒たってから針を抜く。 これを朝晩か~トホホやな。 まぁそれで、ベビが育つなら何でもやったるわい それ以外の説明としては、1日2回12時間おきに、できるだけきっちり打つこと。 どうしても時間がずれる時も1~2時間の範囲にすること。 意図的に時間をずらす時は、急にずらさず15分毎と細かくずらすこと。 と言ったものがありました。(覚えてる範囲では) そして、1週間分のオルガランと注射器・消毒用アルコール綿14回分をもらい、4万オーバーの治療費を払い、1週間後の予約を取って、長い1日が終了したのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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