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2006.12.07
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カテゴリ:思うこと
風の強い朝になりました。

窓から見える隣家の木の枝先に、葉が一枚だけ残っています。
この「枝先の一枚だけの葉」というのが、なぜかとても好きです。
葉の向きかげん、色かげん。いくら眺めていても飽きません。

ふと先日の中学の参観日に、美術の先生が話してくれていたのを思い出しました。
「銀杏の葉が落ちるのは、風のせいではないんだって。
急に気温が下がって冷え込んだ時に、葉が自ら枝を離れて落ちるんだって。
そうやって、木が無駄に養分を使うことのないように、葉が木を守っているんだって。」
ちなみに授業は、落ち葉を使って感動を額縁内に表現する、というものでした。
彩色したり、額や背景色も考えながら、その落ち葉を選んで拾った感動を表現しようということのようでした。
私は学生時代に美術なんて大嫌いでしたが、あの授業は楽しそうだなあと思いました。

葉が落ちるのは何故か…遠い昔に本で読んだか理科の授業だかで知った記憶はあります。
でも改めてその話を聞くと、特に風で落とされるのではない自ら落ちる銀杏の葉の話を聞くと、なんとも心にしみます。

…枝先の葉を眺めながら、そんなことを思っていました。





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Last updated  2006.12.07 14:59:33
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