19日(土)
目から鱗の一日でした。人づくり・地域づくりフォーラムには全国から事例発表に来られ、県内に居ながら先進事例をたくさん学ぶ事が出来ます。分科会会場をあちこちしながら、最初は横浜の初黄・日ノ出地区のまちづくりで売買春などの違法営業を警察、行政、地域が一体となって環境浄化していった事例を環境浄化推進協議会の谷口安利さんと市の担当者大堀さんよりうかがいました。次はテレビでも何度も取り上げられ、注目されドラマ化で撮影中の、三重県多気町の高校生による「まごの店」の取り組みを村林新吾先生がお店を休んで参加され事例発表。町が9千万円を出して高校生のためのまごの店を作り、連日250食が午前中完売と言うくらいの人気で、高校生達も毎日6時半には登校し就職率は120パーセント。調理師を目指す本気さとやり甲斐、地域の農家の協力支援など地産地消の心の豊かさが光っていました。卒業生も吉兆などに就職後、帰郷して「せんぱいの店」で活躍中。山形県のNPO法人きらりよしじまネットワークは高橋由和事務局長が行政との協働で地域の課題と向き合い、あて職はあてにならないと切って捨てるくらい、女性の登用と平均年齢38才の計画策定、年2回の住民評価や住民総参加、住民主体、パートナーシップ、コミュニティーの体力づくりなど発表されました。幼稚園など子どもの時から高齢者までのしっかりとした人作り地域作りの事例で、新しい住民自治のあり方を感じました。東京都小平市の学舎融合の発表は小平第六小学校だけでのべ5千人のボランティア。多くの先生方が聴講しておられました。全部の発表を聴きたいなあと思うほど素晴らしい時間でした。5時半からは交流会で、美味しいお料理や酒も交えて、全国からの参加者が会場いっぱいに情報交換。ゲームや郷土のお土産などとてもいい時間でした。