去年だったか、もうこのブログでは最後の邦楽のアップだと思うなんて、

ないすミドルさんへのコメントへ書いた記憶があるけれど、

そんなことを書いたよなぁ、大嘘つきな私…と思いながら、確かその後邦楽を1、2曲アップした。

邦楽はすぐに削除になってしまうのが難点なもので、その時はもうこれが最後と思うのだ。

リクエストで埋め込みができないというのは、

もしかたらその方が削除されにくいと言うことなのかな？

昨晩ある曲を探したとき、ふとこの人の曲が目に入り、久々聞き惚れてしまった。

昔、亡夫が買ってきたアルバムの中の一曲だった。

以前のブログの頃にもアップし、

「ダイアルM」は携帯電話では表現できない情緒だというようなことを書いた記憶がある。

若い人にはもう、「ダイヤル」自体がなんであるのかわからないだろう。

携帯電話には、携帯電話なりの風情があるんだろう…？

日本人ではなかなか大人の色気のある男性シンガーはいないけれど、

寺尾さんはそんな数少ない一人だと思う。

私の中でなんとなく寺尾さんとボズ・スキャッグスがダブるのは、

共通するものがあるからだろうか。単なる好みかな。

ああそう言えば…ボズのアルバムも彼が買ってきたんだ。

とにかく、当時は繰り返し聴いたアルバムだった。

そう「レコードの針がすり減るくらい…」なんて表現が、当時は出来たんだけど、

今はなんて言うんでしょうね…？

よく知らないけれどデジタルは基本、コピーを繰り返さなければ劣化しないんですよね？

もしかしたらそれもすでに昔の事かもしれないなぁ。

褪せていくものの哀れを劣化とのたまいて…か。

日本ではこんな独特の大人の雰囲気の歌が歌える人、

歌って似合う人は、私が存命中はもう出てこないだろうなあ。

★　Shadow　City　★

★　HABANA EXPRESS　★

★　北ウィング　★

★　ダイヤルM　★

★　出航 SASURAI ★

★　二季物語　★