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2012.09.29
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カテゴリ:禁煙話

 

       偉いぞ私。…なんて思うと、ついついご褒美を…てなことになり、それがブタを呼び、トドを呼

       ぶ…。その割りにケーキなんて、もうどれくらい食べてないだろう。私の場合、禁煙で物が美味

       しくなったというより、鬱の飢餓状態を引きずってか、満腹中枢が本当に壊れたって感じがする。

       体が一度、ちょっと半端じゃない飢餓状態を経験してしまったので、食べられる時は食べとけっ!

       と命令しているような感覚。


       2年も経ったのに、やっぱり食欲って本能なんだなあとつくづく思う。鬱のときは、このまま死ん

       でもいいと思うほど食べたくないのに。でもまあ、よく2年続いたなぁ…。

       ところで、こんな事実をご存知だろうか。


       【記事より一部抜粋】

       喫煙率は明らかに低下しているのにもかかわらず、肺がんの死亡率は増加の一途を辿っている。

       このことから、喫煙の影響があらわれるとされる20~30年というタイムラグを考慮しても、喫煙

       率と肺がんとの関連性には疑問の余地ありと考える向きもある。(以上)


       かの井上ひさし氏は愛煙家で、「喫煙と肺ガンは無関係。肺ガンが大都会で多いのは、大気汚染

       が原因だからだ」といった発言を繰り返していたそうで、井上さんは肺癌で亡くなったようだ。

       煙草は健康に非常に悪影響があり、肺癌になる確率が高くなるとされているのは、もう誰もが周

       知しているんだけれど、この記事にある喫煙率の低下に関わらずの肺癌増加の「疑問」について、

       思い当たるというか知っていることがあり…。


       喫煙より、副流煙より目に見えぬもっと恐ろしいかもしれないものが、実はかなりずさんに扱わ

       れ、身近に存在している可能性がある。それは、「アスベスト」。

       自分の住んでいる近辺では石綿を使った建物の解体工事はないから、関係ないと思う人もいるか

       もしれないが、公になってないだけかも。道路をずさんな積載をしたトラックが往来していると

       したら?

       実は、何気ない駐車場などに敷いてある砂利に混じって、本来は厳重に処理され、そこにあっ

       てはならないはずの「スレート」という石綿を含んだ建材のカケラが、あちらこちらで見つかっ

       ている。


       どなたも一度くらいは耳にしたことがあると思う、アスベスト問題。その危険性を認識しながら

       も、諸外国から遅れること数十年、一応規制されはしたのだけど。なので日本ではきっちリと処

       理、管理されすでに終わっている問題と思っている人もいるかもしれない。実際解体現場を、

       行政側が厳重に監視しているわけではないし、抜け道はいろいろあるようだ。土建業界との癒着

       とかその辺りのことは、この問題に限らずなので。


       住民運動で、住民からのアスベストの飛散状況の調査依頼結果や、実際の解体現場のあまりのず

       さんな様子に驚愕した事務局長は、今後肺癌が日本人の死因の第1位になるだろうと3年前に言っ

       ていた。しかしそれがアスベストが起因であるかどうかは、詳しい病理解剖をしなければ判明し

       ない。アスベストを疑ってそこまでするのは、仕事で携わっていない限りはないだろう。


       ずさんな解体も未だにあちこちでされているらしい事実は、 「東京労働安全衛生センター アス

       ベスト」で検索してみればぞろぞろ出てくる。また、去年は未曾有の大震災があったばかりだ。

       あの津波の濁流の中に、どれだけのアスベストが放出されたのか。瓦礫には、まだ処理されてい

       なかったアスベストが含まれていたかもしれない。津波が引いてアスベストが混じった汚泥が乾

       燥し、復興のために往来する大型車両に粉塵が巻き上げられていた可能性も、充分考えられる。


       安全なアスベストの除去には、それこそ宇宙服のような服装で、周囲に飛散させないよう作業に

       は細心の注意が必要なんだそうな。除去したものはかなりの厚みのある専用の袋に入れ、キッ

       チリ口を縛り、積載も注意を払い運搬されなければならないようなのだが、当然それなりのコス

       トがかかる。


       現場の下請け作業員は普通の解体現場と全く変わらない服装で、満足な防塵マスクもなく作業を

       していた。若い作業員たちは、石綿の恐ろしさを何も知らされていないだろうと、事務局長は言

       っていた。瓦礫は荷台に普通に積載され、普通にホロシートをかけだけのトラックが、座り込み

       が行われた解体現場から何度も出て行ったそうだ。実際私も見ているんだけれど…。それが普通

       に町中を走っていくのだから、何を意味しているかお判りだろう。


      一度吸い込んだアスベストは、絶対に自然に排出されることはない。

​​
       あ、さてさて、禁煙の話からだいぶ遠くへきたようで、実は​喫煙者がアスベストを吸うと、

      煙草​
を吸わない人の50倍の確率で肺癌や中皮腫になる危険性がある​といわれているのだ。​​

       50倍…。


       それに恐れおののいて禁煙したわけではないけど、いつか書いておかなくちゃと思っていたので、

       今日書いてみた。だいいち、だからもう私は今更遅いかもしれないしね。私が関わった住民運動

       のこの問題を書くと、膨大になってしまうのでかなりかいつまんだ。


       とにかく日本のアスベスト問題は、きっちりと解決していないということ、煙草が悪者のアイコ

       ンのようにされているけど、そればかりじゃないみたいよってことが少しでも伝わればいいかと。

       それが上でリンクした記事の、喫煙者は減っているのに肺癌死亡者が急増している事実に、もし

       かしたら繋がっているかもしれない。ここでは説明不足なので、わかりにくい部分はとにかくグ

       グってみると、本当にボロボロ出てくるので、関心があおりの方はどうぞ。


       病状が出てくるのは20~30年後。たとえ病気がアスベストが原因とわかったとして、このタイム

       ラグ。その危険性を知りながら、すぐに規制せずに放置した国を相手取って訴訟を起こしても、

       因果関係の立証は難しいだろう。実際いくつかの訴訟は、過去の公害問題と同じで、決まりごと

       のようにことごとく敗訴だ。

​​
         禁煙者の推移​​ 


       昭和40年代の男性の喫煙率の高さには驚くな…(@_@;)

       肺癌は、癌の中でも最も苦しいと聞いた。日本人の平均寿命は、これからはどんどん短くなっ

       ていくのかもしれない。

 

★ 布袋寅泰 × Char /SMOKY ★






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最終更新日  2024.03.05 23:02:54
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