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2012.12.30
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カテゴリ:とりとめのない話

 

               テレビを観なくなって丸5年になる。

               子どもの頃にテレビのニュースを、関心を持って観たことはなかったけど、

               殺人など凶悪な事件は明らかに増加したように、大人になって思った。

               気がついたら毎日のように、この狭い日本のどこかで、人が人を殺している。

               政治絡みのニュースは、腹の立つことばかりでストレスにしかならない。

               それが、テレビを観なくなる前の印象だった。


               凶悪事件でなくても、モンスター・ペアレンツという言葉がいわれだし、

               日本人て、こんな国民性だったっけ?と思うようなことが多くなった。

               嫌な風潮だなあ…。

 

               年数はわからないけれど、なんとなくあの辺りから日本人が変わったなあ

               と思うような、強烈な印象を受けた番組がある。

               曜日は忘れたけれど、夜7時からの番組で、テレビカメラの前で夫婦が

               互いの主張をするというより、夫婦喧嘩を公共の電波に乗せて放送し、

               司会者やゲストの芸能人が、犬も食わないものをわざわざ食うといったもの。


               酔っ払いや人が大声で言い争う声に子どもの頃からトラウマがある私には、

               ものすごく不快な番組だったので観なかったんだけど、別な日や時間帯に

               そのテレビ局を見ていると、スポットCMのように突然数秒間の番組宣伝が

               あったりするので、嫌でもその場面が目に入ってきた。

               無理やりねじ込まれる暴力のような印象だ。


               夕方のニュース番組の放送時間が長くなった。

               一局が長くすれば他局も、一局が放送開始時間を数分早くすれば他局も…。

               そんなもん、番組の中身で勝負しろよと思った。


               その伸びた時間をつぶすかのように、グルメだ温泉だとニュース番組は

               ワイドショー化していった。

               聞き取りにくいわけでも、弱者のためでもないのに、なぜかテロップがやたらと

               つけられるようになった。


               番組のCMとの切り替わり直前に「〇〇はこの後すぐ!」と言うテロップがあって、

               CMが終わるとCM前のシーンから始まる。

               なんというか…ものすご~っく理解力の無い人間が視聴することを前提にでも

               作っているかのような、しつこくてイライラする構成が増え、これまた一つの局が

               それをすると、他局も横並びに真似をする。

               ものすご~っく理解力の無いのはどっちなんだと思うほどだ。


               当然だけど、テレビを観なくなれば凶悪事件がなくなるわけじゃない。

               政治が一流になるわけじゃない。

               ネットのニュースも、2年くらい前までは進んで見なかった。

               今もあまり進んでは読んではいない。

               どこかを徘徊するだけで、世の中のざっとした大まかなことはわかる。

               時折、目を引くタイトルを見つけたら読む程度。


               先日の衆院選はね…たぶん投票率が上がらないだろうから、

               民主が負けて自民が返り咲くだろう事くらい、私のような学歴の無い人間にも

               予想できましたよ。

               そうしたらやっぱり史上最低の投票率だったって…( ̄ー ̄)

               それだもん、当たり前じゃん。

               たまには予想を裏切ってくれよ~(T-T)

               それくらい日本人の思考が、パターン化しているのか、希望を失っているのか…。


               あの乙武さんがね、選挙後いい事書いてたというか、いつも感心するのよ。

               も、小学生相手に説明するようなやさしい言い回しで、

               選挙権があるのに棄権した世代へ、切々と書いているHPを読んだの。

               あ、違うね。私は選挙後に読んだものだから。

               投票日前に、投票率が低い若者世代へ向けて書かれたんだ。

 

               私も人のこと言えないし、もちろん成人としての自覚をしっかり持った若者もいる。

               でも今、肉体年齢だけは成人だけど精神年齢が子どもみたいな印象の人は、

               自分の日常の中でいくらでも見かけるし。

               20~30代だから、すでに親になっている世代も含まれてる。

               も、本当に小学生への授業かと思うくらい、噛んで含めるようにさ…。

               まあ、元教師でもあるからそんな印象を受けるのかもだけど、

               それくらいじゃないと…っていうのが、哀しいかなわかる気がする。


               思えば…私は昔政治と言うとどこか小難しいという印象を持っていた。

               今でも小難しいことはわからないのは変わっていない。

               時々、横文字ばかりの羅列で、いったい何を言っているのかサッパリわからない

               人もいる。

               それらをみんながみんな理解してて当然みたいに事が進むのも、

               なんとなく政治が敬遠される要因になることもあると思う。

               なのでそこを乙武さんのように噛み砕いて話してもらえると言うのは、

               ありがたいことだと思う。

               難しいことを難しいまま話すより、本当に頭の良い人でないと出来ない事

               だと思うし。


               覚えてるかなあ、政権が民主党になる前だったか、憲法改正の動きが

               高まった時だったか、国民投票の選挙権を18歳に引き下げるとかって話が

               出ていた。

               今風に言えば「それ、違わね?」と思ったのは、私だけじゃなかったはず。


               で、その時の自民がまた政権の座に着いたわけだけど、あの人たちが

               政権の座から降りている時何をしていたかと言うと、なんと表現したらいいか

               「さすが自民党が野党になると違うもんだねぇ」と言うようなことは全く無く、

               野党と言うのは結局、ただ与党の粗を探して足を引っ張るのが仕事になるんだ

               なあ…くらいにしか思えなかったのが残念。


               それで、政権の座につき与党となった民主はどうかと言うと、国会での居眠りが

               仕事にでもなったかのような、いつか見た風景の顔ぶれが代わっただけで、

               そうやって国民の大事な税金が、惜しげもなく湯水のように無駄使いされていく

               ことになんら変わりは無いのかと思うと、馬鹿馬鹿しくて政治に感心が

               無くなるのは無理はない。


               税金で給料を払っている人たちを、一日3億円近い税金で運営される国会で

               居眠りや足の引っ張り合いの茶番劇をさせるために、私達は税金を払って

               いるのかって思ったら、そりゃ…。

               でも乙武さんが言うように、地道に頑張っている議員は、センセーショナルでも

               なんでもないから、ほぼマスコミのスポットは当たらない。

               真面目に議論している人より、居眠り議員の方が目が行きやすい。


               それでも、税金は払わされるんだ。

               与えられた権利で意思を投じなかったら、もったいないと思うから棄権だけは

               私はしない。

               だって政治を変える方法って、選挙以外にはないって事も確かなので、

               それだけのことなんだけど…。


               私の遠い記憶の中に、婦人参政権の実現のために大きな貢献を果たした、

               凛とした年配の女性議員の姿がかすかに残っている。

               市川房枝さんだ。

               ああ、今調べたらなんと婦人参政権は終戦の年1945年の、私の誕生日に

               実現してるじゃないの…。知らんかった…。

               あ、市川さんの命日って、私の亡くなった弟とリンキンのマイクの誕生日だ…。

               いやあ、ちょっとビックリしたあ…&なんかうれしいなぁ。(^-^)えへ

 

               それにしても、太平洋戦争でもし日本が勝っていたら、婦人参政権は

               どうなっていただろう?本気でそう思うよ。

 

               先の選挙で唯一胸が空いたのは、池上彰さんがテレビ東京の番組で

               自民党に「自民が勝ったんじゃなくて民主が負けただけだと言われてますが」とか、

               「そんなんだから暴走老人って言われるんですよ」など各党の代表に

               鋭く突っ込んでいたというニュース。

               本当にスカッ星っとした。

               いつも「横並びにならないテレ東」の番組だったというのも、これまた面白い。


               他にテレビよりネットの方が面白いなあと思えるのは、

               名も無い一個人が素晴らしいウィットで、非常に小気味良く政治をこき下ろしたり、

               世情を風刺したりしているのを見られるという部分だろうか。

               またそこへ同じようにウィットのある頭の柔らかい仲間が集まるものだから、

               コメント欄でブラック・ユーモア満載で、爆笑のやり取りが繰り広げられたり

               している。


               日本の政治に足りないのは、ボランティア精神と真のユーモアを理解した

               こんな機知なのかなぁ…?

               こんな人たちに政治を任せてみたいなあと、そのブログを読むと思うのだった。

               残念ながらそのブログを紹介していいものやら…う~ん、わからんのです。

               指名手配犯かと思ったら閣僚人事の予想だったって…テレビ見なくても頭に

               浮かぶわ…。

 

               ねえ、あんごさくさん、あの場所のコメント欄、下手なお笑い番組より面白いわ。

               私とてもじゃないけど、あの愉快な仲間に入れる自信がないので…( ̄ー ̄;)

               政治を任せてみたいと思うような人は、「本当の意味」で頭がいいので、

               絶対に政治家になんかならないのよね…。


               あ~あ…まただな。

               今日はただ、ネットで見て印象深かった言葉と記事を紹介しようと思って…。

               そしたらその言葉の意味と関係のある人のそのぅ…あれがごにょごにょ…(-_-;)

               だからそのぉ…あのう…。

               あ゛あ゛あ゛あ゛…どうしたらいいんだ。頭の中の整理が出来ない。

               そうやって溜め込んだ中には、もう掲載切れになったニュースもあり…。

               教えろ私、な~ぜおまえは、いつもこうなるのだえ?ん?んん~?んんん~?


               ほえ~書けば書くほどわけがわからなくなる。

               文がおかしい。何が言いたい…。

               でもなんか今書かないと、この先書かないように気がして。

               溜め込んだもの吐き出してる。

               誰も読まなくてもどうでもいい、ただ思うまま書きたい。

               そんな思いで毎日毎日音楽に浸りながら書き続けていたあの頃の不思議な

               放出感。

 

               溜まりに溜まって飽和状態になっていたものを一気に解き放ち続ける、

               まるで魂のリビドーの解放のような…。

               もしかしたらぼかあ…もうダメなのかもしれないので、何か一つの敷石になって、

               夜から夜へと渡る蒼の道に敷かれたいんだ…他の同じような敷石たちと共に。

 

★ Blue/If You Come Back ★






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最終更新日  2019.10.09 06:34:09
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