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2015.02.10
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カテゴリ:不思議の数字

 

           先週の病院は、いつになく混んでいた。いつもなら二階の受付横で血圧などを測った後、並んだ診察

           室の前に置かれた椅子で待つのだが、自動血圧計が置いてある受付が見える場所の椅子に座って

           順番を待っていた。


           少しして診察室の前に座っていた男性が二人、受付の方へ歩いてきた。会話から二人は父子で、お母

           さんがどこへ行ったのか探していたようだった。息子さんは私より少し若い世代かな。一階へ行ったか

           もしれないので行ってみると、お父さんをそこへ残して息子さんが探しに行った。そこへ看護師がお父

           さんに声をかけた。お母さんは、受付のすぐ後ろの部屋で点滴を受けていたようだ。お父さんがその部

           屋へ入ったので、姿が見えなくなった。


           今度はそこへ戻ってきた息子さん。この日看護師はわさわさと忙しくしていて、受付に誰もいなくなるこ

           ともあった。そこへ息子さんが戻ってきたのだ。お父さんまでがいないので、あれ?っときょろきょろして

           いる。看護師がなかなか来ないので、『わあ、タイミングが悪いなあ…』もう辛抱溜まらん…。お節介お

           ばさんは思わず立ち上がり、息子さんの元へ。お母さんはあの部屋にいて、お父さんもご一緒ですよと

           教えた。「あっ、どうもありがとうございます」とお礼を言い、その部屋へ入る息子さん。


           また少ししてお父さんと再び出てきた息子さんが、私を振り返りながら何度もお辞儀をして、去って行っ

           たのだった。こんなに混んでいることは滅多にないので、そうでなければ私は受付の見えない場所に

           座っていたはずだから、この父子が何をしに席を立ったか知る由もなかったはずだし、お母さんの居場

           所やお父さんが部屋へ入る様子も目にしなかっただろう。こういうタイミングって、なんだか面白いなぁ

           なんて、ぼ~っと考えていた。

 


           …ん?

 


           あ、思わずプチ親切してしまったな…と、はたと気がついた。


           話が戻るけれど、通院の2日前のこと。郵便局へ行く用事があり、小学校の門の前を通った。子どもた

           ちが門の前で、何やら大きな声を出していた。盲導犬育成のための募金活動だった。3人が箱を抱え

           て並んでいたので、小銭を3人の箱に入れた。


           特に理由はなかった。この後、何の気なしにいつもと違うルートでバス通りへ出た。いつものルートな

           ら、バス通り一本手前の住宅街の道路を歩いていたはずだ。小さな親切をすると、その後でダブルの

           ぞろ目ナンバーを見る話は、今まで何度か書いたのでご記憶の方もいるだろう。そう、一本道を変え

           たことによって、私はダブルのぞろ目ナンバーを見ることになったのだった。


           病院で、そのことを思い出していた。親切をすると必ず見るわけではない。必ずじゃないものの、なぜ

           か見ることの方が圧倒的に多い。この出来事についてこの時思ったことがある。いやこの部分は、誰

           が何のために?どうやって?までは知り得ないので、ぽよよん話ってことで片目をつむって読んでほし

           いんですけどね。


           このおかしな事象に気が付き始めた当初は、親切をした直後にダブルナンバーを見るケースが非常

           に多かった。つまり親切をしてから時間が経過してしまうと、親切とダブルのぞろ目ナンバーの関係が

           結びつかないかもしれないので、気づくために最初は親切直後に見る必要があったのかなぁ?なんて

           思い、だとしたら大変だったでしょうね。ご苦労様でした…<(_ _*)>と、いきものがかりならぬ、私の「ぞ

           ろ目係」さんの労をねぎらいたいのだった。


           とはいうものの、ブログへは何度か書いているので、よほどのことが無い限りは、もうその都度書いて

           も仕方ない。今回書いているのは、それなりに「よほどの事」があったから。
 

           実は、1月の通院時にこんなことがあった。いつもとパターンが逆だったのだ。病院へ行く時にダブルの

           ぞろ目ナンバーを見た。しかも連続して2台も。ありゃ、これって何か親切をする機会があるかなぁ?な

           んて考えながら病院へ向かった。ダブルのぞろ目ナンバーを見たからと言って、必ずそんな機会があ

           るのかと言うと、これも当然のことながらそんなことはない。そもそも、ダブルのぞろ目ナンバーを見る

           こと自体が、しょっちゅうあることではないし、たまたまこの日、診察が終わってエレベーターで一階へ

           下りる時、そのささやかな親切の機会が巡ってきたのだった。


           さて、今月の通院の話に戻る。ぞろ目を見るかどうかなんて考えたのは、その親子が去った後くらい

           で、すぐに頭からどこかへ消えた。診察を終え、薬局を出た。買い物が無い時は、来た道をそのまま戻

           る。この日は行きつけのスーパーで、お米を買わないとならなかった。そう、その為にいつもの商店街

           でなく、バス通りを通る方が近道だったというだけのこと。斜め前方にトラックが止まっていた。ブロロロ

           ロ…と言う低い排気音がして、トラックの陰からその音の主が現れた。青い車高の低い、外車のスポー

           ツカーで、なんとそれが11-88のダブルのぞろ目だった。なんてこった…。


           実はその2日前に、郵便局へ行く時に見たのも、別な車の11-88だったのだ。さらに1月の通院で見

           た2台は、88-11と11-11だった。なんじゃこりゃ~?結果的に、不思議の合わせ技の様な展開にな

           るというのも、面白いなぁ。いつもいつも残念なのは、いかんせん証拠を残せない事実…。こればっか

           りはどうしようもない。


           最近は、リスが持って木に登れるほど小さくて軽量で、映像もクリアなビデオカメラがあるようだ。もしあ

           んなのを仕込んでうろついたら、確実にあの不思議をとらえることができるのにと思う。実行に移せ

           はしないが、画像よりも動く映像の方が流れも解かる確実な証拠になる。あの不思議を私以外の誰

           かと共有できると考えただけで、ワクワクするんだけどね。


           今日はもう一つ数字にまつわる偶然に気がついた。そのことに気が付いたので、プチ親切のぞろ目話

           を書いてみる気になったのだ。先週の通院からもう1週間が経過している。毎日書こうかどうかしようか

           と考えながら、気力がチャージできなくて書かなかったのだった。


           本日は、私の尊敬する亡き祖母の誕生日。ふと、何歳で亡くなったんだったかなと思って戸籍を見たの

           だった。え?1977年って、大好きなリンキンのMikeが生まれた年だ。と言うことはMikeの年齢がそ

           のまま、祖母が亡くなって何年経過したかを示してる、この偶然も面白い…。そして明日2月11日は、

           そのMikeと私の亡き弟の誕生日なのだ。時差があるのでもしかしたら、祖母と同じ日だったかもし

           れないし、いずれにせよ私の周りは面白い偶然には、本当に事欠かないのだった。

 

 

★ Bryan Adams - Please Forgive Me ★






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最終更新日  2017.10.07 12:01:22
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