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カテゴリ:好き
これから「ハリー・ポッター」を読んだり観る予定の方、ネタバレしてますので…。
これは24日の話。 「#自民党に質問」から、トレンドに上がってきた「ハリー・ポッター」の話題と、 Tweetを行ったり来たりして読んでいた。 ハリー・ポッターの原作は、発売日を今か今かと待ちながら夢中で読んだものだった。
ワンシーンを切り取った画像一枚あれば、涙腺は速攻で崩壊を始めてしまう。 作者は、一作目からちゃんとその辺をにおわせていたと思う。 「スネイプは敵じゃない」っていうことを。
子どもは親の影響を受けやすいけど、俺は嫌いって当時息子は言ってた。 なので、ね、だからスネイプは絶対味方だって最初から言ってたでしょっ(。 ー`ωー´)✧ と、ドヤ顔気味の私だった。
スネイプは一番好きなキャラクターだった。先行き、絶対校長になると思っていたので、 早く真相を知りたかったっけ。 願望としてはああいう形ではなく、本当はダンブルドア亡き後、 スネイプが祝福されて魔法学校の校長になって終わってほしかったって、 主人公をそっちのけで思ったのよね。なのに…
あ、違う、思い出したわ。第一巻、「みぞの鏡」のハリーのシーンだ…。 第五巻で、シリウスが死んでしまうだけで号泣した。 ネビルは、ネビルのエピソードなんてさ…もう… そうそう、ドビーを死なすなよって思った。 も、思い出しただけであかん…
そんな繊細な部分に触れて、ふっと我が身に置き換えて、 いい歳をした大人がそこまで入り込んで、まんまとやられていた。
一番肝心な最終巻なのに、特に下巻は作者が面倒くさくなっちゃったの?ってくらいあっけなく感じた。 最初から7巻の構想で、けっこう早い段階で最終章は、すでに書きあげてあるという話だった。 途中で話を広げ過ぎ、登場人物を増やし過ぎて、無理やり全7作に詰め込んじゃった…?
最終章は上中下巻にしてほしかった…と思ったくらい、 戦いが終わってみたら、主要メンバーなのにあの人もこの人もその人も死んでいたという、 事後報告のようだったので、え、なにそれ…?と言う感じの消化不良。 最後の最後にそんなのって…。 もう少し一人一人の最期を丁寧に描写してほしかったと思った。 手法はいろいろあるかもしれないけども、そんな物語のクライマックスを、 原作をどんだけ端折るかわからない映画で、どこまで描けただろうな。
児童文学の作者の意図がわからない。
映画には映画の良さがあるんだろう。実際ハリー役のダニエル君は可愛かった。 でも、ダニエル君がハリー役と知ったその瞬間、 世界中に何億人いたかしれない読者の頭の中に存在した、 一人とて同じ顔をしていなかったはずの、それぞれのオリジナルハリーが、 たった一人に固定されてしまった。
どんなハリーだったかを思い出せなくなっていた。 息子にも訊いてみた、今ハリーってどんな顔してる? 少しの間考えて、「あ…もうダニエルくんしか浮かばない」って。 どうして映画化を、原作が完結するまで待てなかったかな…(-_-;)
二作目はレンタル。それでうーん、こりゃ映画では無理っぽいぞと言う印象になってしまい、 私はそれきり観ていないんだったなぁ。
その感想Tweetにあったみんなの思いは、とてもわかるのよね…。 気が向いたら、ぼちぼち映画をレンタルで観てみようかなぁ。 私は吹き替えより字幕が好き。俳優自身の生の声で聴きたいから。 今は亡きアラン・リックマン(←リンク先の画像を一度クリックすると音が流れます)の声は、 とてもしっとりした艶のある低音で、素敵なんだ。 あの人達は味方じゃないっていう現実を直視するのが嫌になるわ… 自民党公式ゲームアプリ「帰ってきたあべぴょん」なんてものを宣伝してたけど、 「帰れ!あべぴょん」 の方がぴんとくるとか「帰ってくるな」って言われてた。 あんなものを税金で作ってるんだ…ほんと踏んづけてやりたいわ…( ̄- ̄) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.12.16 06:00:13
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