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2018.01.21
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カテゴリ:好き

 

 ★ U2 - With Or Without You ★

 

 

         2017年は最悪だったと、年の終わりにマイクがインスタグラムに思わず?書いていた。

         その日だけTwitterに連携させなかったのは、思うところあってのことだろう。眉間に

         くしわを寄せた、疲れ切って少しやせた彼の年末の顔。その後も彼はTweetを続けて

          いるが、そうしている方が彼にとって気が紛れていいのか、それともバンドの中核とし

         ての責任で踏ん張っているのかはわからない。伝わってくるのは、ただただ懸命なんだ

         なということ。


         なんと早いことかと思うが、あれは何か、とても悪い夢を見ていたんだと言うことにでき

         そうな気が少しだけする。半年とはそんな時間なのか。それとも、私の中で多少の昇華

         ができたのかとも思うが、彼らの曲を聞けば、それはもういとも簡単に打ち消せる。その

         思いの行きつく先はまだ、怒りの混じった「なぜ?」だけ。そう言うと何か、ひどくチェ

         ターを責めているようでもあり、なぜかいつまでもそれが抑えられないでいることを心

         半分で謝ってもいて、何が昇華だよって自分へと還ってくる。そりゃもう、おかえり~っ

         てくらいにまだ簡単に涙腺崩壊を始める自分に釈然としない。私はチェスターじゃなくて、

         マイクが好きだったのに。Linkin Parkは、メンバーの仲のよさそうなバンドだった。中

         でもマイクとチェスターは、まるで兄弟のようだったから。


         これまで多くのスターが亡くなったが、自分がファンの大好きなミュージシャンが亡くな

         ると、こんなにも深いダメージを受けることを初めて知った。逆に言うと、こんなダメージ

         を受けるほど、Linkin Parkが好きだったんだとわかった。これはもう私の人生史上初め

         てのことで、一言の「好き」は、ずいぶん質が違うのだなと実感。あの人が逝った時も、

         その人が逝った時もファンはこんなにも悲しい思いをしていたのか。


         チェスターの訃報に、それはただ人一人の命が消滅したということだけではない事態で

         あることは、特にファンならば誰にでもわかったろう。私の中の怒りを伴った「なぜ?」

         は、ファンとしてのものもあるけど、 彼を悼む気持ちはちょっと横へ置いて、否も応もな

         くふいに暗闇に突き落とされて、描いてきたであろう人生の展望が突然見えなくなった

         かもしれないメンバーの中を思う時、本当に察するに余りあり過ぎるのだ。それを私が

         思ったところで、何がどうなるわけじゃないのにさ。


         彼らの記事もやっと減ってきたので、チェックも間隔が空くようになった。ところが12月

         だったかな、あ~これはちょっと知りたくなかったわ…と思う記事を見てしまった。チェス

         ターの最初の奥さんのことで、ご本人自らSNSで発信し、表されていることではあるもの

         の、私と同じように「知りたくなかった」と言う人もいるでしょし、書いていたら芸能

         の不倫に湧くレベルになってしまったので、知りたくない、興味がない人は、これよ

        り下は読まずにページから離脱してしてくださいね。

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

         リンキンの記事を追っている時に最初に元妻のことを知ったのは、チェスターとの間に

         生まれた男の子が自殺予防デーにビデオメッセージに出たと言う話題だった。多感な

         思春期真っただ中で、おとなしそうな子だけになんというか…私の目が腐っているから

         かもしれないけど、宗教的な側面があったりしてやらされてる感を感じ、可哀想な印象

         だった。父親の死について「じっくり考えるのは辛い」といっている、その辺り、解って

         もらえてるといいけれど


         この時は、現妻のタリンダやメンバーが必死で、ファンが後追い自殺をしないよう呼びか

         けていたので、元妻も何かしなくてはという思いだったんだろうと解釈した。その次に元

         妻の話題を音楽情報サイトで目にしたのが、12月だった。


         著名人の死後にはありがちなトラブルだけど、チェスターの最初の妻が遺産のことで訴訟

         を起こしたというのだ。しかしそれ以上ショックだったのは、葬儀の後に元妻がFacebookに

         投稿していたと言う、その内容だった。これがタリンダやメンバーの耳に入らないわけ

         がない。時期的に憔悴しきっているであろう頃だ。


         思わず私の夫の通夜の時、花を並べる順番で揉めていた義母の兄弟姉妹を思い出し、

         思いっ切り引いた。彼女もまだ気が動転していただろうとは思う。でも、もしかしたらアメ

         リカではこういったことは、常識の範疇なのかな?この行為によって、どこに、誰にどん

         な損失、ダメージが生じるか等を計算ずくでした発言なのか、感情のままにしたことな

         のか。


         私も因果応報はあると考えている人間だけど、彼女がその意味
を正しく理解していると

         して、それでもせずにいられなかった発言なのかなと…(-_-;)ツッコミタイヨネエ…


         葬儀を執り行う立場は、人生でそうそう何度も経験することじゃない。まして自死と言う

         誰も予想できない形で残されて、心の整理など何もつかないであろう時に葬儀を完璧に

         仕切ることなど、いくらセレブリティの人達でも簡単なことではないんじゃないだろうか。


         チェスターの葬儀は、ごく親しい間柄の範囲で執り行われたそうだ。ところが、この時に

         参列者に配られた記念品が、オークションサイトに出品されると言う出来事があった。し

         かも2点も。家族側の訴えにより、オークションサイトは出品を削除したそうだが、まさ

         かという思いだったことだろう。


         ら彼女ら個人の、本当の人となりは知る由もない。けれど、こう言った出来事や、SNS

         での発言には、たまらんものがあるだろうなあ…。それとも価値観の異なる国だし、日

         本人の私だから感じることなんだろうか。


         養育費なら、チェスターの生前に要求したらよかったのにと思うけど、できない事情があっ

         たんだろうか。タリンダに「(遺言によって)息子に支払う分の用意があるならそうしてほ

         しい」としながら、でもマーチャンダイズの収入と音楽のロイヤリティからの分配もよって、

         それとこれとは違うのよ的な要求だもの。けれど、表に出ることはほんのわずかなことで

         しかないので、それで彼女の立場を理解するのはとても難しい。権利の有無についてもし

         かりだ。訴訟天国と言われるアメリカでは、ビックリするようなことが訴えた側の利益に

         になったりする。


         そんなことがあったと知ってなんとなく、ああ、そうか…と思ったのは、タリンダが自身の

         Twitterに、かなりプライベートな画像や映像を投稿するようになったのは、もしかしたら

         けん制?…とか、いろんな事を考えてしまい、芸能人の不倫の話題で盛り上がってる次

         元と大差はなくなってしまったな…|||||。ー;)


         チェスターの死後に、彼に6人の子どもがいること。結婚前の彼女との間の子と、彼女の

         連れ子まで養子にしたことなどを知った。いったいどんな人なんだろう?と画像検索した

         時に、「え?」っと思う画像があった。その結婚前の彼女と元妻と現妻の3人がにこやか

         肩を組んでいる前で、何やら優勝カップ?のようなものを手にして、やはり笑顔で王の

         ように椅子に座っているチェスターの写真だ。ハーレム気どりかっ(x_x) ☆\( ̄ ̄*)バシッ!


         チェスターが子どもたちについてこんな遺言を残していることが公表されているんだが、

         チェスターは知らないのだ。彼女たちはプライドのために、何でもないふりを装っている

         だけだってことを。


         幼少時から家庭に恵まれなかったらしい彼が、築こうとした理想の家族像では、こうし

         て遺言しておけば自分の死後も皆仲良くしてくれるはずだったんだろう。でも残念ながら、

         すでに破たんしてしまった。いや、もちろん皆が皆ではないと思うし、これから年月を経

         て修復可能なこともあると思うけど。


         元妻は、「息子はチェスターの自殺現場になった家には行きたくないと言っている」と。そ

         してリンダと子どもたちは、すでにその自宅を引っ越しており、それでもその家を訪れ

         るファンがいるので、常設の追悼場所を決めているところだそうな。タリンダもそしてマ

         イクも、まだまだ気が休まる暇がないだろう。Linkin Parkは、それくらい成功したバンド

         なんだから。忙しくしている方が気がまぎれることもあるけど、無理だけはしないでほし

         いものだ。


         何よりファンも遺族も友人もメンバーも、チェスターの喪失で打ちひしがれている誰もが、

         チェスターが陥っていた鬱病を患う可能性があることを、忘れないでと思う。今は気を張

         り詰めていて大丈夫そうに見えても、数年の時間を空けて発症することもある。平常時

         なら、そのことを一番理解していたのはチェスターだったろう。


         彼を襲ったのかもしれない発作的な衝動の感覚ならば、経験上理解できる。アレに抗うた

         めには、ものすごいエネルギーの素が必要だ。留まることより、絶ってしまうことの方に

         針が振り切ってしまったら、体は無意識に動くだろう。


         あれこれ調べているうちに、私はとても当たり前のことを、全く考えていなかったこと

         に気がついた。確かめようはないけど、もしかしたら私も彼を死に追いやった一人かもし

         れないと、最近思うようになった。


         でも、今日は言わせてほしい。

         本当に、チェスターの…チェスターの…バッキャロオオオーッ!号泣


 






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最終更新日  2018.09.12 21:13:02
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