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2018.10.29
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カテゴリ:キラッと


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【追記】「警察官をクビになった話」の掲載は、

はてなブログからnoteへ変更になりました。

その後、ライブドアブログへ…。


残念ですが、2020年8月に​ブログを閉鎖したとのことです。

ご覧になりたい方は、本が出版されていますので検索してみてください。

​​「警察官をクビになった話」ハルオサン著​​

◇◆◇◆◇◆

すみません、ネタバレがあるのに気づかず投稿していました。

あまりの反響で閲覧が増えているそうで、「そろそろどこかからかお叱りがあるかと、

もし記事が非公開になったら、そういうことなので」と原作のハルオサン。

ハルオサンのブログは、他のページもおススメです。


★ 以下、ネタバレを含みます。






















訓練で鍛えるところがおかしいよ。ハルオサンのような人が、

警察にたくさんいてくれた方がいいと思うけど、警官になってまだ精神が柔らかい年齢で、

最初にこれだけ理不尽に暴力をふるったり振るわれたり、

精神的に貶められたり追い詰められたりし続ければ、

土人だとかシナ人だとか差別用語を平気で吐き出すようにもなるんかなと。

あのようなことが躊躇なくできたら警察官としてOKなの?

連帯責任って、ほんと血の通わないロボットを作るためにあるみたい。


私の知人の次男坊は、数年前に警官になった。

国会前や総理官邸前のデモ等で駆り出された多くの機動隊員を見ると、

あの中に知人の息子さんがいるんじゃないだろうかといつも思う。


その次男君には、警官になりたての頃と数カ月後の二回会ったんだけど、

二度目に会った時の鋭くなった彼の目つきが、いつかネットで見た欧米の兵士の、

入隊時と戦争経験後の顔つきの変化を思い出させた。

彼の目つきを変えたものってなんだったんだろうなと、

このシンプルな線と黒と赤の描写が突き刺さるような、凄絶な漫画を読んで改めて思った。


私の場合は、たまたま住民運動に関わったことで認識を新たにしたことがある。

かつては警察神話を信じていた田舎者だったけど、この漫画で描かれているように、

権力がある組織が想像以上に病んで歪んでいるのを知るのは、

歯止めがあるのかさえわからない現在の日本の社会では恐ろしい。





ハルオサンのブログをあちこちざっと読んでみたけど、この人は偉いというかすごいというか。

鬱のどん底でも仕事をし続けていたのかな。結婚して養う家族がいるでもない。

逃げないとヤバイことがある鬱病だから、何かのせいにして逃げていいのに、

心身ともにつらいときに、誰かや何かのせいにして逃げてる様子がないっぽい。

私だけがそう感じるのかもしれないけど。うーん、少し表現が違うな。

一生懸命働こうとしている様子が、そんな風に見えるのかな。ああ、ボキャ貧で…m(_ _;)m


コレがしたくてもアレがどうだから無理だとか、

ぐだぐだ言い訳ばかりで働いている様子がない中年がいたりした。

変にひねくれたりいじける様子もなく、まだ若いのにハルオサンのこの人生はなんだかすごい…。

正直、頑張りすぎてないか心配になるけど。



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最終更新日  2023.05.23 00:50:54
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