骨折で入院していたイタリアの病院で、6日に亡くなったとのこと。

私はほんの数曲しか知らないものの、洋画で映画音楽と言えば

エンニオ・モリコーネ氏しか名前が浮かばない。

モリコーネの名曲と言えば、日本ではテレビで放映されたこともあって、

まず「ニュー・シネマ・パラダイス」が思い浮かぶ人が多いんじゃないだろうか。

あ…そう言えば、しばらく忘れていたな。

私はその「ニュー・シネマ・パラダイス」のサントラ盤を持っていたことを。

購入の理由は、メインテーマ曲ではなくて、映画の中のある場面で使われていた曲を聴きたかったから。

それがこちら。トトとアルフレードが自転車に乗っているシーンだったような。

同じ曲でテンポがもう少しゆっくりでアレンジが違うものがあって、

私が聴きたかったのはこの若干テンポの速い、前半に玩具のピアノのような、

玩具の鐘のような「キン・キン」という音が入ってる方なんです。

​★　トトとアルフレード　★
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すごいなぁ…エンニオ・モリコーネ氏の公式アカウントには、

過去の名曲がたくさんあるじゃないの。まったく、日本では考えられない…。

こちらは「愛のテーマ」

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★　Love Theme - Cinema Paradiso　★
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そして、メインテーマなんですが、

​「ニュー・シネマ・パラダイス」の動画は、全て公式アカウントのもので、

なんとSoundtrackのフル・アルバム動画までありました。

フルをお聴きになりたい方は​​​​​コチラで​​​​​


★　Cinema Paradiso (Main Theme)　★



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「ニュー・シネマ・パラダイス」の監督とモリコーネのコンビでは、

私はこの映画のテーマが一番好きかもしれない。

映画にはマレーナが美しすぎるが故に、街の女たちから酷いリンチに遭うシーンがあって、

もとはと言えば男が悪いと思うが、暴力を振るう嫉妬に狂った女たちがそれはそれは残酷なのだ。

同じ女として、手を下す方も痛めつけられる方も、気持ちがわかって辛いシーンだった。

ロバート・キャパの1944年のフランスでの写真を思い出した。戦争さえ無ければあんなこと…。

見守ることしかできない彼女に思いを寄せる少年の胸中が、とても切ない。

​★　Ennio Morricone - Malèna　★
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世界中が未知のウィルスの脅威に見舞われ、戦争以外では通常にない数の死者が続出する中、

世界では最前線で職務に当たる医療従事者への、感謝と労いの気持ちを表す人たちの行為が、

ネット上で次第に見られ始めた。

4月半ば、イタリア在住の日本人ヴァイオリニストの横山玲奈さんが、

病院の屋上で演奏した動画が話題になっていた。

これは、4曲演奏されたうちのエンニオ・モリコーネ作、映画「ミッション」からの名曲。

まさか、モリコーネ氏自身の訃報で、この動画を使うとは思わなかった。

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★　Gabriel's Oboe　★
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ニイニイゼミが鳴き始めた。

また死者が出るほどの、豪雨による災害が起きる季節になってしまった。

昨年の台風で冠水した後で建築が始まり、完成した一階が店舗で上がアパートの建物がある。

アパートの方はすぐに入居したようだったが、

歩道から入り口までにまるで高さがなくて、当然のようにその店舗は数カ月経っても借り手がない。

建築設計士、ハザードマップくらい確認せんかったのか。

設計の見直しが間に合わなかったんだろうか？それにしてもだ…。

あれを建てていた作業員が地元の人なら、建てながら「おい、これまずいんじゃないの？」って、

絶対思ったと思う。建てるのを見ていた私が思ったんだから。