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2021.04.11
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カテゴリ:とりとめのない話
■いやあ…驚いた~びっくりいつものことではありますが、本日はほとんどの方に”話

の見えない話”です。最近よく見ている人のタイムラインに、何やら愉快な話題が。

「インドに流れ着いた力士が、寿司で餌付けされ云々」え~な~に~そ~れ~大笑い
■Tweetがツリーになっているので、展開して見ましたらば、さらにええええ~っ!

なんですって!!こ…このTweet主さん、”あのあかしょうびんさん”じゃないのっ!

■十数年前に躁転するまで、私は​二コリの理詰めで解けるパズルが大好きだった。

(二コリは世界的なブームになったパズル「数独」を作った会社)

中でも​カックロ​は、スリザーリンク​と並んで最も好きなパズルで、作品が何度も掲載

されていたカックロの作者、あかしょうびんさんの名はよく覚えていた。まさか、「インド

に流れ着いた力士」のワハハな映画の話題から、こんな形であかしょうびんさんご本

人とネットでばったり出くわすなんて。

昔二コリは定期購読していて、好きなパズルのペンパ本や「パズル・ザ・ジャイアン

ト」も、毎回発売が待ち遠しかった。パズルがお好きな方はご存知だと思うが、楽

に解けるようになるとより難解なもの、より大きなサイズのものが解きたくなる。二コ

リはファンの心理を心得ているので、パズルに難易度を儲け、サイズも次第に大きく

してくれるものだから、まんまとどっぷりハマった。

ある時、新聞見開き大の「デカビロカックロ」が発売された。あんまり大きいので私な

どは一度破たんすると、破たん場所が見つけられなくて全部消さなければならなかっ

た。消しゴムで消すときのために、鉛筆は薄く書く癖がついているほどなんである。も

うはっきりと覚えていないが、デカビロ1は2回くらい破たんしたかなぁ。

カックロを知らない人には全く伝わらないことだけど、こっちの一角そっちの一角と、

いくつかの方向から数字を埋め、空白はじわりじわりと狭くなっていった。

何をするにも音楽を欠かさなかった私は、その時は通販で買ったばかりのクラシッ

クのCDを聞いていた。聴こえていたのは、韓国のソプラノ歌手スミ・ジョーが歌う、

カッチーニの「アヴェ・マリア」。

曲の旋律とスミ・ジョーのソプラノがあまりにも美しくて、心が静かに高揚していた。

その新聞見開きサイズのカックロの余白が無くなってくるほど、非常に計算された

盤面であることに気づき、「うわあ…なんて解き心地の良いカックロなんだろう…」と

思ったら、音楽との相乗効果だったんだと思うが、涙がぶわ~~~~っと溢れてき

て止まらなくなり、パズルの盤面が見えなくなってしまったのだ。

いやあ…パズルを解きながら泣いたなんて経験は、後にも先にもその時だけ。こん

なパズル・ハイを経験したおかしな奴は私くらいじゃないだろか。今思い出してもあれ

は、エクスタシーと呼んでも構わない程の感動と快感そのもので、私の脳は溢れるエ

ンドルフィンの泉に浸っていた。「パズルを解きながら泣く人」なんて、竹中直人の「笑

いながら怒る人」と肩を並べられそうな変人ぶりだねぇ…(^^ゞ

できればもう一度経験してみたいが、最初に書いたように躁転後、あれほど大好きだ

ったパズルをパタリと解かなくなった。そこまで極端に興味がなくなっている事実に、し

ばらく気がつかなかったほどだ。

躁転後に展開した現実があまりに面白すぎて、購入していたスリザーリンクのペンパ本

は、手を付けないサラの状態で十数年放置していた。去年だったか、ネットがつまらな

くなってペンパ本をやってみる気になったものの、老いる一方の私の脳は、集中力が簡

単に途切れてしまうのだった。

それでも昔の感覚が少し戻ってきたので、またペンパ本を購入してみようかなと思いつ

つ、そのまんま数カ月が過ぎ去ったのだった…(一。一;) ダメジャン

いや~それにしてもあかしょうびんさんには、ビックリしたなぁ。



​★ Giulio Caccini - Ave Maria ★







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最終更新日  2021.04.11 21:57:11
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