「昭和憲法の命も、あと500日もないでしょうな」








一つ前の記事は早朝の予約更新で、全く関係ない場所を見ていて、

パソコンから離れたので本日の配信に気がつかなかった。

最近、どうも話の間が空きすぎに感じ、配信時間が長いことに耐え切れず、

彼の話をほとんど追っていなかったが、内容情報をTwitterで知り、

これは聞かなければと、今聴き終わった。


忙しさか事の深刻さゆえか話が脱線することもなく、いつになくギュッとまとまった話だ。

意を決したような彼の表情に、ああ、やはりもう引き返せない場所に居るんだなあと実感。

本日最初に投稿した記事画面の背景は、希望を込めて白背景にしたのだが、

菅野氏の話を聞き終えて黒背景に変更したくなった。


ほんのわずかな端っこの部分だけで、多少解っているような気でいた。

より具体的な話で、暗たんたる思いに思わずガックリと膝を落とした感じだ。

本当はもうとうの昔に突いていたはずと思っていた膝なのに。

無意識の正常性バイアスには抗えないと思い知る。


人生の折り返し地点を過ぎた後で、菅野完など知らなければよかったと最近思う。

自民党の裏側で蠢くものたちの不気味さは、目を向けると精神を削られる。

何かぬらっとした実に不快な感触を伴った絶望感に、容易く手が届いてしまう。


彼の言論を封じ込めようと、元は身から出た錆だったが過去の事件を蒸し返えされ、

これまで弾圧としか思えないいくつもの出来事があった。

レギュラーだった週一のラジオ番組、週刊誌の連載も迷惑はかけられないと自ら降りた。

一度は朝生やみのもんた司会のネットテレビ番組にも呼ばれ、好評だったのにそれっきりだった。


皆さんは覚えているでしょう？安倍政権を批判した報道番組のキャスタ—やアナウンサ—、

コメンテーターが、今まで何人番組を降板させられてきたことか。


そのために多くの日本人が、菅野氏の貴重な話を聞く機会を奪われてきたことを、

私はとても残念でもったいないと思ってきたが、

前向きな彼は改憲後の、その先の未来をあきらめてはいないので、

特にまだ柔軟な頭を持った若い世代に話を聞いて…と言いたいところだが、

いかんせん菅野完はオッサンである。

私より年下なのに、同世代かはたまた年上かと思うほどで、

中島みゆきを教祖様と崇め、歌を聴いてボロ泣きする、面倒くさいオッサンである。


日本の伝統文化に造詣が深い、なかなか粋なオッサンかと思えば、洋楽のラップやロックも聴くし、

筋トレで体が出来上がってきたもんだから、ついつい話しながら上腕二頭筋や大胸筋を触ってしまう、

ストイックでちょっとナルシータイプのオッサンだが、それくらいは許してあげたい…。

今日の動画で着用している私は初めて見たポロシャツ姿、三島由紀夫か(x_x) ☆＼(￣￣*)ﾊﾞｼｯ


そしてこのオッサン、中学時代昭和天皇崩御のニュースを聞いて慟哭し、

割腹自殺せねばならんと台所の包丁を手にして母親に止められた、

右翼思想を拗らせた厨二病少年だったという、そんなオッサンなのだ。

このユニークなオッサンの存在さえ知らなければ、多くの人のように他所の選挙にまで関心は持たず、

今ものほほ～んとしていられたかもしれないのに…。


北海道で安倍の街宣にヤジを飛ばしただけで、庶民が排除された件があったけど、

いつだったか大阪のホテルを訪れた菅野親子がホテルのレストランで食事しようとしたら、

同じホテルに宿泊していた当時の安倍首相が、レストランを貸し切りにしていて入れない。

席が埋まっているわけでもないのに、納得がゆかないと意見しようとして、

安倍のSPともめた時には度肝を抜かれた。


菅野のことだから、安倍が泊まっているのは承知の上だったと思う。

なにかこう…お子さんに父親の仕事、父親が闘っている権威の生の姿、

対峙する自らの姿を覚えていてほしかったのかななんて思ったり…。

議会制民主主義、本当の人権、本当の民主主義とはどういうものかを知りたかったら、

この人の話に耳を傾けるといいと思う。

何枚あっても足りないくらい、目からうろこが落ちるかも…？





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菅野完YouTube


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ツイキャス

配信のアーカイブは最近はほぼYouTubeになっていますが、

過去のものはツイキャスに残っています。

正直、毎回これくらい内容が引き締まっていると、聴きやすいんだけど…。

昔はナ～イフみたいに尖ってた♪けど、だいぶ丸くなったよなあ、彼。


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