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これはジャーナリストの清水潔さんの、「Voicy」という日本の音声配信サービスのチャンネルです。

いつも​清水さんの旧Twitter​で新しい配信の告知があり、そこから入って聴けるのですが、

過去の放送を見つけにくいので、直接清水さんのチャンネルへのリンクにしました。


‟現実逃避”の間も「Voicy」を始めたことを知って毎回聴き、

いつ紹介しようかと思いつつ、一カ月が過ぎてしまった。


今回の配信内容は私にとっては特に終始同感の嵐で、

パソコンの間でうなずきっ放し。も、首がもげるかと思った～。

聴き終わって思わず「Bravo！」の拍手。

…ってことは、紹介するなら今でしょ！（ちょいと古い）


放送は再生を止めない限り、次のものが順次再生されます。

全ての放送を聴きたい方は↓コチラ↓からどうぞ。


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私はこの歳まで渡航歴はない。

‟ニッポンスゴイ”は最初こそ気持ちよかったが、どんどん過剰になっていくものだから、

なんか変だな、フェイクだとしても誰も気づかないよなあと思い始めた。


自分もかつて、踊らされていることに気づかず、

そういうものだと思ってオリンピックのメダルの数に一喜一憂した。

大会の回を追うごとに、勝ち負けだけに固執するような、

おかしなナショナリズムを煽られている感じが鼻につき始め、

次第にスポーツを純粋に楽しむ気持ちが薄れていった。

地デジ化の前にテレビは壊れたし、オリンピックは2008年の北京五輪から観ていない。


けれど冬季五輪には大好きな種目があったので、アンテナだけは張っていた。

メダルの取得が全くうれしくない訳ではないが、私がアレこそがスポーツの醍醐味だなと思うのは、

選手のスポーツマンシップを見た時だ。そのことに選手の国籍などは無関係だが、

世界にその感動をもたらしてくれたのが日本の選手だったら、それは心から誇らしい。


私のほぼ全ての日本観は、基本的にただそんな感じのことなんだ。

ネットによって私のアンテナが世界の情報をキャッチするようになったことで、

国内だけでは知り得なかったことを知り、海外の人が言う「ニッポンスゴイ」も、

鵜呑みにせずに片眼をつむって見るようにしているつもりだ。

あくまで‟つもり”の域は出ていないだろうと思うので、私はやっぱり騙されているかもね。

ずいぶん耄碌もしたもんなぁ…。​