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カテゴリ:星屑ほどの憂鬱
■能登半島地震の対応は、最初の頃からおかしいことばかりだった。被災地が
本当に放置されてる。首相はのんきに税金で外遊してるし、馳知事は何してるの?
■え?今はまだ、やっと瓦礫の撤去が動き始めた程度ではないの?
■たった2日前で、ほぼ何も手付かずの状態。
■そういえば、あの森喜朗元首相からスカウトされたという、元プロレスラーの 石川県の馳知事って、発災時もその後もしばらく東京にいたよねぇ。飛行機や新 幹線が止まってるからとか言ってたようだけど、こんな一大事の時なのだから、 詳しいことはわからないけど、その気があれば総理に頼んで自衛隊のヘリで行く ことだって可能だったんじゃないの?‟その気さえあれば”。ネット時代だからそ りゃどこにいようと情報は入りはするだろうけど、マスコミにもボランティアに も行くな、行くなのあの‟大合唱”の中と、被災の混乱の中でどれだけ迅速に、被 災者でもある県や市の職員が情報を収集して、国へ報告等の対応ができるものな んだろう。特にこの国の政府はネット時代とはいえ、アナログな様子がよく話題 に挙がる。ITを駆使してなんて、ちょっと想像しにくいけれども…。横川氏は仲 間とともに、能登地震発災後いち早く支援物資をかき集めて能登へ向かった人で、 途中の映像をずっと配信してくれた人。少し長いですが、ぜひ目を通してみてく ださい。彼は石垣のりこさんの秘書でもあり、情報は確かです。
■なんだかこういう現場の雰囲気が、手に取るようにわかるような気がするのは、 地震ではないものの、私の年代の女性はこうした役割を担うことが、普通に沁み ついているから。でも被災地となると非日常だし、確かに若い世代は疑問に感じ るだろう。地方ほど根強いこともあると思うが、「女子どもは黙っとけ的なもの」 の排除のためにも、女性の視点は不可欠だと思うと同時に、男性の意識も変わっ ていかないと。役割分担と似て非なる男性は男性の、女性は女性ならではの配慮 というものができ、どちらも必要不可欠だと思う。また、女性はこれ、男性はあ れが得意ということではなく、性別に関係なく得意なことはあるものだ。ケース バイケースで臨機応変にこだわりなく対応できるなら、そんな良いことはない。 しかし、それが容易ではないことも想像できてしまうのが、この国。
■よりによって1月1日に発災だなんて、被災者は満足に正月をゆったり家族で 過ごすこともできなかった。いったい何時になったら、能登の日常は戻ってくる んだろう。本来なら台湾のように、被災経験を積むほど政府の対応は迅速かつ的 確になるはずなのだが、この国は自民党が政権担当している限り、逆に悪化して いく対応を目の当たりにした。今や日本中が被災後の状況を想像し、「明日の我 が身はもっと劣悪か…」と絶望しているかもしれない。
■でも一番懸念されるのは、「国などあてにならない」と、自助のために国民 自ら身を引き締めることを、政府が期待しているんじゃないかということ。備 えは必要だが、治安や秩序を保つためにも国や自治体の公序がなければ限界も ある。法律無視のやりたい放題で、国民など見向きもせずに自分勝手な自民党 を見るにつけ、しっかりしてくれよと思うことがどれほど望みのないことか。 政権交代以外良くなりようもなく、落胆ばかりが膨らんでゆく。先日の衆議院 補欠選挙の結果、ああやってコツコツ積み上げていくしかないのだろうが、私 はもう気力も体力もない。なんせ、維新も国民民主も、自民党予備軍みたいな 様相だし、憲法改正にもろ手を挙げて賛成しているような党を、野党と認めた くはない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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