■市議さんが被害に遭った偽造マイナカードの件で、先ほどふと、そういえば

この件を取り扱っている大手マスコミのTweetってあったかな？と思ったので、

Google検索してみたら5日、6日になってやっと記事にしているようだった。松

田市議の被害についての最初のTweetは、被害発生の２日。私が初めてTweetを

見たのは４日。私がネットの記事になったことに気づいたのが６日。テレビの

報道はどうだったかわからないが、市議から取材の許可の返事をもらうまで時

間がかかったのかもしれないけど、遅いなあと思った。もしも複数名が同時に

被害に遭って気づくのが遅れていた場合、被害額が拡大し得るのに十分な時間

が経過しているなと思ったからだ。

で、本日検索リストの中にこんなTweetがあった。直接金銭の被害の発生を私が

認識したのは、今回の市議さんが初めてだったので、記事にもそう書いたのだが

そうではなかったのか。内容は3月10日の読売新聞のネット記事。

マイナカードの情報でネットバンク口座を無断開設…７０代女性が１４００万円騙し取られる

先々月の事件なのにもう忘れられてる様なので貼っておく。なんで国が主導してるのに、こんなにも詐欺被害に対してザルなんだよ、国民を騙して加入させて完全自己責任とか最悪すぎる。https://t.co/jzPIfQ1feY

— 桃太郎＋ (@momotro018) May 7, 2024

■偽造マイナカードによる詐欺には違いないと思うが、自民党の市議さんの

ケースとはだいぶ違う部分がいくつかある。これはマイナカードを利用した

新手の特殊詐欺。これ、騙されて被害者本人の口から電話でマイナカード情

報が洩れている様子。やはり、マイナンバーの個人情報は、そう容易く誰か

に教えてはいけないのだ。まして、顔の見えない電話では、たとえ相手が警

察であろうと金融機関や省庁であろうと。それらを名乗る人が、もしも家を

訪ねてきたとしても。なぜなら、​そんなことは絶対あり得ない​ということを、

もっともっと周知徹底しないと。税金で芸能人を使ってCMで流すなら、マイ

ナカードは安全、便利ではなく、危険性を注意喚起すべきだ。制度施行当初

の「マイナンバーは家で管理し、絶対人に見せない」が正しかったのだ。そ

れが、安全だから持ち歩けとマイナ保険証にしてしまった。いくらカードの

セキュリティを手厚くしても、こうしてヒューマンエラーが発生することは

織り込み済みなので、‟自己責任”ってことにしたんだろう？だからと言って、

そこを放置していていいわけはないだろう？始めたのは国側なのに。

マイナカードは対策を講じているから安全だとデジタル大臣は言うが、金を

だまし取ろうとする輩は、あなた方の想定のはるか上で巧妙にあの手この手

を駆使し、庶民の懐を狙っているじゃないか。マイナカードはその術を、犯

罪者に与えた。これから口座番号だの年金番号だの資産だのあらゆる個人情

報を紐づけたなら、また犯罪者が付け入る術、犯罪の手口のヒントを与える

ことになるかもしれないとは考えないのか？あなた方にもし、被害の責任を

負う気があるならば、きっとその対策は現在よりもっともっと慎重で、強固

になっているんじゃないのか？責任を負わないから、この程度なんでしょ。

責任を負わないとわかっていても、麻生某の言った老後の2000万円には届か

ない、この被害に遭った女性のなけなしの老後の貯え、国で賠償してあげて

ほしいと思う。そして、健康保険証は、現行のままで良いのだ。現行のまま

が良いのだ。本当に、本当に​心の底から腹立たしい。​​