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■それはいつごろからだったろう。「火垂るの墓」がネットで話題に挙がる 時の、昨今の‟あるある”。清太と節子がただただ可哀想でならなかった昔と 違い、年を経た今では感想が違うと。清太はもう中学生。居候なのに勤労奉 仕も何もしないで、遊んでばかり。あの意地悪なおばさんの気持ちがわかる ということに賛同が集まり、節子の死は清太が悪いのだという話で終始する ようになった。つい先日も「火垂るの墓」がトレンドにあった。やはり同じ ような内容のTweetが並んでいた。原作の野坂昭如さんは、本にこう書いて いたという話を書いてくれた人も何人かいた。それで、今これを書くために ちょっと映画「火垂るの墓」のWikiを読んでみた。その中の「監督の意図」 にある高畑薫監督の言葉の鋭さに、かなりギクッとする。 「【前略】清太は節子を死なせてしまう。しかし私たちにそれを批判 ■↑これを読んでチラッと思った。このWikiがいつ頃書かれたのか知らない が、高畑監督のこれを読んだ何者かが、あのおばさんじゃなく、清太が悪い という書き込みをしたとする。他の複数の誰かがそれに賛同する。ネット世 論は、何かの目的をもってわざと操作されることもあるだろうことを。イン ターネットというものの普及によって、そんなことを懸念しなければならな いようにもなった。果たして、今はいったいどんな時代なんだろう?↓これ、 まるで「墨が塗られる前の墨ぬり教科書」みたいじゃないか。なんというあ からさまな…。皆さんのお子さんやお孫さんの漢字ドリルは、大丈夫ですか?
【追加】 ■こちら2021年のTweetなんですが、これは実際の漢字ドリルのようです。 少なくとも、もう3年間使われ続けている。やはりTweetがバズって、 大勢の人が話題にするって必要なんだな。
■「婦人公論」に掲載された、1967年の野坂昭如さんの手記です。 戦争当 時に亡くなった、妹さんへの贖罪の思いが綴られています。 野坂昭如が綴る『火垂るの墓』の原点 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.09.06 04:05:03
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