心の色
■これは、YMOの高橋ゆきひろさんの死に寄せた、坂本龍一さんのtweet。今日、もしもこの人が亡くなったら、このtweetと同じように、私の心の色も世の中もこうなるなあと思う人と、9年ぶりに電話で話した。結ちゃんの声が聞けたぁ…と泣かれた。その人との間に、そんなにも時間が経過していたことにさえ、私は気が及ばなかった。だって私は実の娘でもないのに、それほど心配されていたことにさえ…と書けば、ちょっと意味合いが違うんだけれど、その言葉は母からでさえ感じたことがないほど、強い母性と責任感を感じるものであった。そういう意味では、その人は私の実母よりも母であった。そんなふうには今まで一度も考えたことはなかったが、今この世で最も死んでほしくない人だと思った。母の長姉、93歳である。まだ元気に農作業ができる人ではあるが、おそらくはもう二度と生きて会うことはないであろうことを思うだけで、今日はなんだか目の前が歪んでばかりいる。pic.twitter.com/LjiZy3K4n0— ryuichi sakamoto (@ryuichisakamoto) January 14, 2023