カテゴリ:アッツイ映画
あのシーンが観たくて再生したくなる まあね、不器用ですよ。みんなね。 みんな結構ジタバタしながら生きているもんですよ。 イチローだって、記者会見では最高の受け答えができているわけではないですよ。 でもね、ここまで不器用な家族っていうのも、考えものかもしれないねえ。 リトル・ミス・サンシャイン (Yahoo!映画サイトにリンク) ま~、ホントに不器用な家族の物語ですな。 父親は成功の法則理論を講義しているけど、自分は成功理論に乗り切れていない。 息子は引きこもり。 おじいちゃんは鼻から怪しい粉を吸っている不良老人。 娘は明るい、リトル・ミス・サンシャインを目指すぽっちゃりな女の子。 母親の兄は鬱で自殺未遂のホモ。 こんな家族だけど、娘がリトル・ミス・サンシャインの本選に参加できることになって、家族全員でオンボロカーで会場を目指すんだけど・・・ 会場へ着くまでに、もうホント笑うしかないような不幸の連続でドタバタするんだけど、なぜかほんわかしているというかね、悲壮感がないんですよね。 ただ、ホント絶望的なことが連発するんだけど、その度に絆は強くなっていくんだよね。 で、絆が強くなっていく映画なんて結構あって、臭いだけだったりお約束ばかりだったりするじゃない。 でも、この映画はね、観ているこっちがそんな家族を「見守っている」気分になってくるから、もうとにかくよかったよかった、なんだよね。 ちなみに、この映画はワタシが好きになる要素が入っているんですよね。 それは、作中に完ぺきにハマった構図の写真を見るようなシーンがあるってこと。 これがね、息子の絶望シーンなんだけど、もうホントに美しいんだよね。 これを観たいがために、何度も再生したくなる感じ。 こういう作品って、イブラヒムおじさん以来かな。 今、レンタル屋に行くと新作コーナーの目立つ場所においてあるはずだから、暇があったら観てみるといいよ。 オススメ。 リトル・ミス・サンシャイン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.07.29 00:48:35
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