ニンニキ日記日記

なにがなにかわからん・・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

この夏は、ハリーポッターの新作なんていう全く興味のない作品が一押し映画になっちゃっているんで、映画館に行っても選択肢が狭くていやんなっちゃいますなあ。

ホラーも少ないしねえ・・・
「呪怨パンデミック」にかけるしかないじゃないですか。

あとは、アクションだけで楽しませてくれそうで期待していたものといえば、これでしょうなあ。


トランスフォーマー



トランスフォーマーといえば、少年にとってはあこがれのロボですよなあ。
みんな遊んだものですよ。

クルマがロボに変形する。
ヘリがロボに変形する。
団吉がクルマに変形するんですもん。

そりゃあもう、男の子達は空想の世界で戦わせたものですよ。

そんなロボが、スピルバーグが総指揮で映画にしちゃうっていわれれば、観たくなりますとも。

まあそんなんだから観に行ったわけですけどね。


ないな・・・・


ごめん。



戦闘シーンは、どっちがどっちのロボなのか、わけがわからない。
速すぎるわ、グレーの部分が多すぎるわで見分けがつかなくなるんだよね。

ストーリーが古すぎる。
まあね、マイケル・ベイっていう時点でヤバい臭いはしていたんだけど、やっぱりストーリーがチープすぎて退屈。
いっそのこと、子ども向けに作りきればよかったのに、中途半端に大人でも楽しめるようにするから面白くなくなるんじゃないのかねえ。

わざとなのかもしれないけど、８０年代のコメディー系テイストがプンプンしていてね。
主人公の母親は笑わせてくれるんだけど、それだけなんだよね。

まあ、マイケル・ベイだからしょうがないんだけど。


あとね、これが致命的かな。

変形にスマートさがない。


トランスフォーマーってさあ、元々オモチャが最初で、アニメが後なんだよね。
だから、クルマがロボに変形するギミックに無理がなかったし、そこに感動があったわけだよ。

でも、今回のトランスフォームはわけわかなんない。

最初観た時は、すごい！って思うんだけど、１回観ちゃうとあとはゴチャゴチャと変形していく姿が鬱陶しいんだよね。

スマートじゃないんだよ。

あんなんじゃ、アンチェイン、ビスケット・オリバに頭突きされちゃうよ。


マイケル・ベイだから、上映時間も無駄に長いし。

スピルバーグが総指揮になっているけど、ドリームワークスがCGを作ったっていうだけなんじゃないの？
スピルバーグなら、ストーリーももう少し良い落とし方したと思うんだけどなあ。


残念でございます。







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