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カテゴリ:仕事
私、多いときには1週間に5件も訪問に行くことがあったのだけど、
それではもう他の患者さんを見れないので、最近では多くても 3軒程度に抑えるようにしている。 今週は2件。一つは退院後の訪問だったので、おばばと 一緒に行くことはなく、楽勝だった。そして今日のおじさまも 安定して歩ける人だったし、物品を何も持っていかなくて 良かったので楽チンだった~。おじさまがナビしてくれるので 言うがままに運転すれば良かった(^◇^) この国では、日本で言う県営住宅、市営住宅、公団(都市部ではなんというのだろう)住宅??という所得の少ない人が申し込める公営住宅を管轄しているのが、housing commisionとか DOH(department of housing)とか言う。 患者さんにお家の状況を聞くときも、まず持ち家(またはユニット)か、 借りてるのか、それともDOHかを聞く。手すりをつけたりするときに、 自宅であればそのまま問題なし、貸家だったら大家に手紙を書いて 許可が要るし、DOHだったら、DOHが改修をするので、そこ宛に手紙と 図面を送る必要があるのでその後の流れが違ってくるから。 結構DOHに住んでいる人は多くて、今週のお二人もそれぞれ一軒家とユニットに住んでいた。同じDOHといえども、2階建ての家(town house)あり、10階建て以上のタワーマンションあり、セミと呼ばれる2個家がくっついたような?形状のものありと面白い。 その家に戻るのが難しい身体状況なら、relocationという、違うところに移れるように移転申請を出すのだが、待ちも長い。前にボンダイ(ビーチに近い人気のエリア)で勤めてたときは、足を切断した在宅酸素のおじさんは3年以上移転を2階のユニットで待っていた。同僚が訪問に行って、階段を上がっていたときにそのおじさん気を失いそれこそ大変であった・・・。 いろんなところを見て思うのは、こんなに物件の質の違いがあれば、ちょっと不公平だよなと思ったりする。 今週の2件は、お風呂に手すりをつけてもらうのと、シャワーをハンドシャワーに変えてもらう(こっちのシャワーは普通では壁にへばりついていて、日本のやつのように手でもてない。)ことがメインであったので、DOHに簡単な依頼書と、きっちり図面を書いて、Fax&郵送するんでありまする。 ちなみに発音はドゥーではなくw、ディーオーエイチ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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