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カテゴリ:読書
東京土産にノンに買ってきたJacqueline Wilsonという英国作家の「Lizzie Zipmouth」 というペーパーブックは挿絵の魅力もあってか、気にいってくれたようです。 Wilson の他の本はSSSの評価ではまだノンにはレベルが高く、ならばと先日図書館で 「Doubule Act」の日本語版を借りてきました。 この本は英国で、子どもたちの人気投票によって選ばれる スマーティーズ賞・チルドレンズ・ ブック賞を受賞した人気作品なんだそうです。 普段読む本より分厚く、字も小さいのに、3日間かけて熱心に読んでいました。 就寝時間が過ぎても読んでるので、途中で切り上げさすとと怒るぐらい。 ところが、読み終わった3日目の夜、号泣して布団から出て私のところに来たノン。 いつまでも、思い出しては泣きだすので、どんな本なのかと心配になり、私も読んでみました。 読後は私も少し泣けました。 話しの内容をかいつまむと、性格は正反対なのに一心同体のように育ってきた10歳の双子の 姉妹がそれぞれの個性に気付き、互いに依存しあうのを辞めて、葛藤を乗り越え、自分らしい 道を各々が歩きだす爽やかなストーリー。 双子はそのまま親友にもあてはめることができ、子供達に人気なのがわかるし、友達関係 で悩みだす高学年以降の女の子に読ませてあげたくなる本でした。 でもでも、ノンは小学一年生。しかも3月生まれのまだ6歳。 チェリーと「お母さんといっしょ」や「いないいないばあ」を楽しそうに見ているんですから。 幼いノンにはどんな時でも一緒だった仲良しの双子が喧嘩して、別れ別れになるという内容は ショッキングだったのかしらと心配に。 その日の晩は落ち着かせてから寝かせ、翌日ノンに聞いてみると、 「髪形が一緒だったのにルビーが髪を短く切ったりした辺りから悲しくなって、 でも、最後にガーネットがルビーに親友中の親友だよって手紙を書いていたのが嬉しくて 泣いちゃったんだよ」とのこと。 かなり、物語にのめり込んでいたようです。 大丈夫そうで安心しました。 この本、対象年齢が小4,5年生~とあるのですが、口語調の読みやすい本なんですね。 感激して泣いたんだったらいいのですが、年相応でない内容を受け止めきれなくてショックが 残ることってないんですかね。選書って難しいですね~ 日本語だったらノンの読書を追いかけることができますが、洋書となると・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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