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カテゴリ:読書
最近、ノンのお気に入りの作家は、宮川ひろ。
「びゅんびゅんごまがまわったら」「るすばん先生」あたりが有名なのかしら? 「たんぽぽ先生」シリーズをまず気に入り、「おかあさんのつうしんぼ」「先生のつうしんぼ」あたりで ファンになったようです。 週末行く図書館では以前は「いたずらまじょ子」→「私のママは魔女」の棚にまっしぐらでしたが、 これらのシリーズ読みつくしたようで、最近は宮川ひろの棚に行くんだそうです。 先日借りてきた「小さいおかあさん」を読み終わった後も「すごく良かった~」と頬を 上気させて私のところに来たので、子供達が寝静まった後読んでみました。 物語に出てくる8歳の女の子のまっすぐな気持ち。 その気持ちを、大きなお腹を抱えて、なおかつ仕事を持ち、3人の子育てをしながらもきちんと 受け止めるおかあさん。 すべてがさらっと描かれていて、す~と心にしみてくるお話でした。 「たて笛がふけなくて、先生に怒られちゃったの」と打ち明ける女の子に言うおかあさんの 言葉が「そんなこと、練習すればいいじゃないの。あなたのゆびはお手伝いをいっぱいしている いい指なんだから、よく動くはずよ。すぐうまくなれるはずだから」。 なんて素敵な励まし方だろうとぐっときました。 たまに、娘の読む本を読んでみるのもいいですね。 小学生向けの本を読むと、自分がいかに大人の都合で考えているかよくわかります。 私も昔は子供の気持ちがわかるお母さんになるんだと心に決めていたのにね。 その肝心の子供の気持ちが、どんなだったか忘れてしまってるんだなと。 それにしても、お話に出てくるおかあさんって素敵すぎて、ノンが自分のママと比べて 読んでるんだろうなあと思うと複雑です。 そう意味でも、たまにチェックしないと。 毎晩6時半から7時過ぎに寝ていた時期が過ぎて、今8時~8時半就寝のノン。 読書もたっぷりしています。 とてもこわがりで、感受性が強いところがあるので、読ませる本も慎重に選ばないと いけないなと思うこの頃。 先日、学校で見たプロのお芝居が「ズッコケ3人組」で、おばけが出てきて怖くて大泣きし、 先生に付き添ってもらってノン1人が後ろに下がったとか。 子供むけのドラマでも、誘拐シ―ンや反抗期のシ―ンなど嫌がります。 3,4年生向けの字の小さい児童書もスラスラ読むので、中にはノンにとって背伸びした内容で、 それを受け入れられる子だったらいいのですが、精神年齢が幼いので、選書に困ります。 字の大きさやページ数は中学年向けだけど、内容は平和でほのぼのとしたスト―リー。 外国ものでは「おもしろ荘のこどもたち」「やかまし村」シリーズや「ピッピ」で有名な リンドグレーンが大好き。 宮川ひろ、リンドグレーンが好きな子にお薦めの児童書はないでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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