|
カテゴリ:子育て
先日、高校時代の同級生が結婚することになり、単身でお台場のホテルまで行ってきました。 アラフォーの花嫁さんですが、うっとりするくらい綺麗で、とても素敵なお式でした。 お相手は都市銀行を3年前に退職し、弁護士になろうと一念発起し、昨年司法試験に受かった方。 3年間ずっと彼女が支えてきたんでしょうね。 彼女への祝辞は聡明で凛として気配りのできる女性、責任感の強い女性でした。 実は彼女と会うのは私の結婚式以来で、14年ぶりの再会。 高校生時代の彼女の印象はお調子者で楽しいことが大好き、夏休みの終わりになると必ず宿題 写させて~と電話がかかってくる甘え上手な女の子。 あれ~??? 金曜日に、親野智可等先生の講演会に行ってきました。 夜の7時に開演で、終わったのは9時半。 2時間半の長丁場にもかかわらず、話し上手な先生なのであっという間のひと時でした。 書籍やテレビで拝見する限り、温和で盛り上げ上手な先生というイメージだったのですが、 いまどきの親への危惧感からか最初はもうガツンと怒られている感じの講演会でした。 テレビでは最近の親は怒らない、叱らないがまかり通っているけれど、実際は大違いで とにかく朝から晩まで子供を叱りすぎると憤っておられました。 教員生活が長い先生なので、どうして我が家のことそんなに知っているの?と思うくらい、 親が子供に怒っているシチュエーション、口調まで実際例をバンバンあげていかれます。 どこの家庭も似たり寄ったりなんですね。 親野先生が一番私達親に伝えたかったことは、 子供の自己肯定感と他者信頼感を育てること。 これに親は徹してほしいとおしゃっていました。あとは自分で伸びていけると。 1年生になって、自分でも自覚するぐらい、ノンのことをよく叱っています。 大部分はしつけのためなのですが、親は子供の存在否定や人格否定をしなければ、物事について 叱るのであれば良いと思っているが大きな間違いですと親野先生。 ノンは女の子だし、いずれ社会に出た時、「ああ、ママこんなこと注意していたなあ」と思い出してくれるだろうと、口やかましく言っています。 実際、自分自身もそうだったので。 でも、ノンはどちらかというと大人しく、頑張りやな女の子で、聴きわけが良いので、長い目で叱るというよりは、今すぐの結果を期待して怒っていました。 物事否定は長時間にわたって傷つけるジャブだとか。 親野先生おしゃっていました。 子供の資質はそう簡単に変わらない、治らないと。 きっぱり言い切っておられたので、私のなかです~っと気持ちが楽に。 そっか~子供のうちに正そうと親がしゃかりきになっても無理なんだ。。。 子供は意思力がないし、先を見通す力もない。 だから、逆に子供は可愛いんだとか。 意思力、行動力のある大人になってから本気で変えようとモチベが上がれば、資質は変わるそうです。 無理に変えようとすると、親子で苦しむと。 先の友人は成人前にお父さんを、7年前にお母さんを亡くしています。 きっと、その時その時、辛いことがあって、悩み苦しんだこともあったと思うのです。 それらが今の皆に評価され、愛される彼女へと成長させたのでしょうね。 彼女のスピーチで、いつも溺愛し可愛がってくれたお父さん、いつも良き理解者であったお母さんと天国に向けて感謝を綴っていました。 躾けよりも大事なことをつい忘れてしまっていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[子育て] カテゴリの最新記事
|