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天使の降りた家

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2019.03.01
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カテゴリ:穂歌のこと

ほのかの体がおかしいと感じたのは、先週の月曜日だった。
保育園から仕事場に一本の電話が入った。
どうやら転んで、目の際を打ったらしく、病院に連れて行きたいと。
眼球は問題なさそうだけど、念のために皮膚が切れているので診て貰いたいと。
転ぶ事はよくある事なので、病院に連れて行って貰い、皮膚の薬を処方して貰い帰ってきた。

しかし、問題はそれだけではなかった。
その日一日、フラフラしていて、真っ直ぐに立っていられない。
お散歩も大好きなはずだけど、何故か途中で歩けなくなり、抱っこになった。
お散歩中は何度かふらっとして転ぶ。
手を繋いでいると、寄りかかる様にして歩く。
帰ってきた保育園の園内でも、立ち上がる時にふらっとして転ぶ。

とにかく、フラフラしておかしい。
足がくにゃくにゃしている。

保育園では、一人で立つ事も危ない程のフラフラだったので
先生が一人ずっと付いている状態で見ていてくれていたらしい。
そんな中でも、突然転んでピアノの角で目を打ってしまった。
先生たちも申し訳なさそうにしていたが、
こちらとしてもずっと付いていて下さって頭が下がる思いである。

本人はと言うと、全くフラフラなのを気にしていないのか
いつもの様に行動しようとするので、上半身に足が付いて来なくてバランスを崩す。
足の接地点が定まらず、足首もくにゃくにゃとしている。

どうしたんだろう?
熱もないし、機嫌も悪くないし、食欲もあるし。
何でこんなにフラフラしているんだろう?
足がまるでタコみたいにだ。

保育園に居る保健師の先生と相談して、
これは専門の病院で診て貰った方がいいという事になった。
家と保育園の様子を観察し、細かく様子をまとめて一覧にし、
神経内科に強い小児科でまず診て貰う事にした。


翌日。
駅前の病院に歩いて行く間にも、何度も突然転ぶ、ほのか。
「今日は走らないで手を繋いで歩こうね」と言って支えていたが、
何もない平坦な道なのに、突然つまづいて転びそうになる。

何だろう?何でこんなに転ぶんだろう?

近くの病院の小児科で初診。
ほのかの様子をまずは細かく診察してくれました。
足や腕の関節をポンポンと小槌で叩いて、反射を見たり
目や足の動きを見たり、行動観察をじっくりしていく。

ほのかといえば、とにかくご機嫌さん。
こっちまで歩いてきて~と言われひょこひょこ歩いたり
看護士さんに遊んで貰ったりと(その時の動きを観察されつつ)
私の心配をよそに、遊びに夢中になっていました。

その結果。
やはり、動きがおかしいと。
手は正常に動いているが、足の動きがおかしい。
末梢神経伝達の問題なのか、脳の問題なのか、筋肉の問題なのか。
原因は様々な事が考えられるので、大きな病院で診て貰った方がいい、と。

直ぐに小児専門の病院を紹介状を書いて下さり、
緊急で電話を入れて、予約を取ってくれました。

私は、胸がドキドキしていました。
何か、とてつもない病気が隠れているのではないだろうか・・・
その病気は治るものだろうか・・・
もしかして、障がいが残るものなのだろうか・・・

原因が分からないというのが一番怖くて、
何が起こっているのか分からず、不安で胸がはち切れそうでした。

帰り道、ほのかは公園で遊びたいと言うので、
近くの公園に寄って来ました。
どうしても走り出したいほのかを、転ばないかとハラハラしながら
よろけた時に直ぐに支えられる様に、常に気が抜けない状態でした。
保育園でもきっと、先生達は怪我させまいとハラハラしているんだろうな・・・。

公園には桜が咲きそうにつぼみが膨らんでいて、それを見てほのかが
「きーさん(木さん)さむそうだねー」と言って
枯葉をいっぱい集めて木の根っこに掛けてあげている優しい姿に
何故か涙が出そうになりました。




後日。
小児専門の病院に、朝一番で行ってきました。


小児専門の病院までは、片道1時間。
その道中ほのかは、いつもは後部座席だけど、助手席に乗りたいと言い
二人でドライブ気分で向かっていた。

ほのかはママと二人のお出かけで、助手席が嬉しいのか大はしゃぎでした。
「なんで止まっているのー、早く動いてよー」
「あ!ティティチャン(キティちゃん)いる!」
「あー!!葉っぱを踏まないで!」
「あのかんばん、きいろいねー!」
などなど・・・。

うるしゃーーい!!(笑)

もう、助手席がうるさすぎて、運転が大変でしたが
このおしゃべりで元気なのは、いつもと変わらずで安堵していた。


原因を調べるにあたって、私の気持ちは不思議と落ち着いていました。

どんな病気であろうと、受け入れよう。
しっかり調べてもらって、治せるものは治療しよう。
彼女が病気に立ち向かえるように、サポートしよう。
彼女を励まし、体調を整えて、病気に向き合えるだけの力を発揮できるように。

弦人の病気発覚の時から、様々なことを受け入れてきた様に
私たち親が出来ることは、受け入れてサポートするだけ。
やれる事はやって、出来ないことは受け入れていく。

弦人の病気発覚の時、何度も何度もゼロに戻った時のことを、思い出していました。
脳の中で何度も行ったプロセスが、自分でも驚くほどすっと出て来て
こうやってまた一つ、受け入れて行くんだな・・・と。


そして、いよいよ初診。

長くなるので、次回に続きますね・・・












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Last updated  2019.03.01 16:45:41
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