nonの日記

中学２年生の男の子が虐めを苦にして自殺。
メディアでは弱い子が虐めにあうと言う意見が多いけれど、
私が中学であった虐めはむしろ強い子が片っ端からいじめの
対象になった。
もちろん弱い子もいじめにあっていたと思うけれど、
個性の強い子がいじめの対象になり易いんじゃないかな？と思う。
弱い子、強い子と言うその強弱の基準は『気』だと思うけれど、
気の強い私も気の弱い子も普通より目立ってしまうとその
対象になってしまうんじゃないかと思う。

私への虐めは突然だった。
ある日突然。
仲良しグループ皆からの無視。
『虐めにあっているんだ・・・私』
いわゆる強い女だった私は違うグループの子と一緒に居て
何事もない様に学校に通った。

休み時間がとても長く感じる。
その時間は暴言も吐かれたし虐められている事への辛さに耐えた。

担任の先生に呼び出された。

『最近○子達と一緒に居ないんじゃないか？』
『最近元気ないんじゃないか？』

担任・・・鋭い！
でも、生徒の事をいい意味で観察しているんだなと思った。
気が緩んで泣きそうになったけれど

『え？そんな事ないよ～♪』
と明るく話しをした。
先生に告げ口したと思われたくない。

私がなぜ学校に行き続けたかと言うと、虐められている事を
母に話した時に
『学校に行きたくなかったら行かなくていいんだから』と
言ってくれたから。
この言葉でやるだけやってみて駄目だったら学校に行かなければ
いいんだと思えたから。。。
この頃は母とも仲良しだったんだなぁ～（笑）

そしてある日突然
『non♪おはよう～！』と今まで虐めなんてなかったかの様に
接して来たグループの子達。

私のクラスでは虐めがゲーム化されていたのだ。
この子を虐めたら、次はこの子、そしてあの子と。。。
グループの子が対象となり、グループの皆がリーダー格の子ばかりで
個性の強い子ばかりの集まりだった。
しかもクラスには珍しくそんなグループが数グループある
『個性の強い子が集まるクラス』だった。

弱い子だけが虐められるわけじゃない。
でも強い子が虐めを指示する事が多いと思う。
その子に虐められたくないから虐められている子に関わりたく
ないと思うのは当然だと虐められた時に思っていた。

学校の先生がいじめを促してどうするんだ。
私はそう言う面で恵まれていた環境だったと思う。
虐めも1ヶ月位だったけれど、1ヶ月以上に感じたよ。
しかも虐めた理由を後から聞いても理由はないのだ。
理由が無いのに、面白半分に力の強い人が虐めを促していたら
どうなるかなんて先生、あなたは分かっていたはず。
虐めで自殺した子の両親は無念だと思う。
親にとって自分より子に先立たれる程悲しい事はないだろうと思う。

虐めはいい大人だってやっている。
周りにそう言う大人いませんか？
ヘンなうわさを言いふらしたり無視したりそんな事していませんか？
虐めが永遠のテーマなんて悲しいですよね。。。