沙羅双樹
随分前に公開された「沙羅双樹」久々に奈良町を映画で見てすぐに飛んで行きたくなった。賛否両論の映画だけれど私は好きだ。自然のような自然じゃないようなそんなしゃべり口調でぼそぼそと喋る人々人間はみんなそれぞれ心の中にいろんな物を抱えている。それでも命ある限り、生きて行かなくてはならない。いつまでも心に留めておかなくてはいけないこと。忘れなくてはいけないこと。それを自分の中できちんとしなくてはいけない。う・・・ん。この言葉はなかなか深い。命にこだわるのも河瀬監督の生い立ちが深く影響しているのだと思う。神隠しが起きてもおかしくないような奈良町の古い路地迷路のような細い路地に迷い込んでみたいような不思議な気分になる。春休みのウチに行ってこようかな・・・・・。